JavaScriptの外部ファイルで簡単に実装できる、映画コンテンツを快適に再生するHTML5動画プレーヤー -Moovie.js
Post on:2021年3月24日
動画、特に映画コンテンツを快適に再生することにフォーカスされたHTML5プレーヤーを実装するスクリプトを紹介します。
実装は非常に簡単でカスタマイズも豊富、字幕は多言語をサポート、動画の再生速度は0.1x-8xまで変更可能、デザインはCSSベースで簡単に変更できます。
Moovie.jsの特徴
Moovie.jsは動画、特に映画コンテンツを快適に再生することにフォーカスされたHTML5プレーヤーを実装するスクリプトです。
- デフォルトでも快適、フルカスタマイズも可能
- 動画の字幕は多言語をサポート
- 再生速度は0.1x-8xまで変更可能
- .vtt, .srtの字幕ファイルをサポート
- トラックや字幕を動的に追加可能
- 字幕のカスタマイズ
- イベント・ショートカットのAPI
- 依存関係はなし、VanillaJSで構築
- すべてのモダンブラウザをサポート
- レスポンシブに完全対応
- MITライセンスで、商用プロジェクトでも無料で利用できます
Moovie.jsのデモ
デモでは映画コンテンツを再生しながら、Moovie.jsのいろいろな機能を楽しめます。
右下の環境設定では、字幕の有無、字幕のタイミング、再生速度を変更できます。
動画の環境設定
デモでは字幕は、3つの言語が用意されていました。
日本語の字幕ファイルを用意すれば、利用できると思います。
動画の字幕
Moovie.jsの使い方
Step 1: 外部ファイル
当スクリプトとスタイルシートを外部ファイルとして記述します。
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<script src="moovie.js"></script> <link rel="stylesheet" href="moovie.css"> |
外部ファイルは、CDNも用意されています。
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<script src="https://cdn.jsdelivr.net/gh/BMSVieira/moovie.js@latest/js/moovie.min.js"></script> <link rel="stylesheet" href="https://cdn.jsdelivr.net/gh/BMSVieira/moovie.js@latest/css/moovie.min.css"> |
Step 2: HTML
動画を配置するHTMLを用意します。
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<video id="example" poster="<<path-to-poster>>"> <source src="<<path-to-file.mp4>>" type="video/mp4"> <track kind="captions" label="Portuguese" srclang="pt" src="<<path-to-caption.vtt>>"> <track kind="captions" label="English" srclang="en" src="<<path-to-caption.vtt>>"> Your browser does not support the video tag. </video> |
Step 3: JavaScript
スクリプトを初期化し、オプションを記述します。
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document.addEventListener("DOMContentLoaded", function() { var demo = new Moovie({ selector: "#example", dimensions: { width: "100%" } }); }); |
動画の機能やデザインはいろいろカスタマイズができます。詳しくは、Moovie.js -GitHubをご覧ください。
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