ネイティブのタッチ・スワイプ操作に対応したスライダーを簡単に実装できるJavaScriptライブラリ keen-slider
Post on:2020年7月8日
ネイティブのタッチ・スワイプ操作に対応したさまざまなスライダーを実装できるJavaScriptライブラリを紹介します。
依存関係は一切なし、IE10を含むすべてのブラウザをサポートしています。
keen-slider
keen-slider -GitHub
keen-sliderの特徴
keen-sliderはネイティブのタッチ・スワイプ操作と優れたパフォーマンスを備えた、スライダーを実装できるJavaScriptライブラリです。
- ネイティブのタッチ・スワイプ操作に対応
- 依存関係はなし
- typescriptサポート
- IE10を含む、すべてのブラウザをサポート
- MITライセンスで、商用プロジェクトでも無料で利用できます
keen-sliderのデモ
keen-sliderでは、さまざまなタイプのスライダーを実装できます。
デスクトップで操作する時は、ドラッグしてください。
デフォルトの標準的なスライダーをはじめ、ループ、スナップ、垂直タイプのものがあります。
複数のパネルを表示したり、スペースを与えたり、レイアウトの自由度は高いです。
Navigationは、左右のアローと下のドットでスライダーを操作できます。
Mediaにはかっこいいスライダーが揃っています。FADERはフェードで切り替わるスライダー、LAZY LOADはレイジーロード対応のスライダー、ZOOM OUTはズームで切り替わるスライダーです。
日付や時間のピッカーは、iOSの日時ピッカーに基づいたデザインです。
その他のMiscには、エンドレスにスワイプできるスライダー、背景が回転するスライダー、自動再生スライダーがあります。
keen-sliderの使い方
インストール
keen-sliderは、Web用に構築されたすべてのJavaScriptまたはTypeScriptのプロジェクトで使用でき、NPM経由で簡単にインストールできます。
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npm install keen-slider --save |
モジュールとして追加
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import 'keen-slider/keen-slider.min.css' import KeenSlider from 'keen-slider' const slider = new KeenSlider('#my-keen-slider') |
HTML
当スクリプトとスタイルシートを外部ファイルとして記述し、スライダーはdiv要素で実装します。
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<html> <head> <link rel="stylesheet" href="path/node_modules/keen-slider/keen-slider.min.css" /> </head> <body> <div id="my-keen-slider" class="keen-slider"> <div class="keen-slider__slide">1</div> <div class="keen-slider__slide">2</div> <div class="keen-slider__slide">3</div> </div> <script src="path/node_modules/keen-slider/keen-slider.js"></script> <script> var slider = new KeenSlider('#my-keen-slider') </script> </body> </html> |
Reactのフックとして追加
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import React from 'react' import 'keen-slider/keen-slider.min.css' import { useKeenSlider } from 'keen-slider/react' export default () => { const [sliderRef, slider] = useKeenSlider() return (<div ref={sliderRef}> <div class="keen-slider__slide">1</div> <div class="keen-slider__slide">2</div> <div class="keen-slider__slide">3</div> </div>) } |
さらに詳しい情報は、ドキュメントをご覧ください。
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