SketchファイルをWindowsで開いて、編集・保存できる無料アプリが登場 -Lunacy

Windowsユーザーの方に朗報です!

Windows 7, 8, 10で、Sketchのファイルを開くことができ、編集も保存もでき、CSSの書き出し、SVGやPNGのエクスポートもできてしまう無料アプリが登場しました。
もちろん、日本語のWindows環境でも利用できます。

サイトのキャプチャ

Lunacy, Sketch for Windows

前回紹介した時はファイルを開くだけの機能でしたが、ついに編集・保存にも対応し、Sketchの機能の80%を備えました!
Windows版のSketchといっても過言ではないでしょう。

Lunacyの特徴

Lunacyは、.sketchファイルを開き、編集し、保存することができるWindowsのネイティブアプリです。しかも、完全無料で利用できます。

Lunacyの画面

Lunacyの画面

  • Sketch(最新を含む、過去13ヵ月分のバージョン)で作成された.sketchファイルに対応。
  • .stecthファイルをWindows環境で開くことができます。
  • .sketchファイルを編集して、保存できます。
  • Sketchの主要プラグインの機能に対応予定(2018年7月)。

現在はベータ版としてリリースされており、将来的にはSketch for Macと同等の機能を実装する予定とのことです(現在は80%実装)。

サポートするOS

Lunacyは、下記のOSに対応しています。

  • Windows 7, 8, 8.1, 10(x86 and x64)
    ※要.Net Framework(無い場合はインストール時に自動でインストールされます)
Lunacyのキャプチャ

.sketchファイルをWindowsで開いて、編集・保存できる

Lunacyのキャプチャ

ページ・アートボードに対応

Lunacyのキャプチャ

CSS, XAMLのコード生成

Lunacyのキャプチャ

アセットのエクスポート(PNG, SVG)

Lunacyのダウンロード・インストール

Lunacyのダウンロードとインストールは、簡単です。
面倒な登録なども、一切不要です。

Lunacyのダウンロード

下記ページにアクセスして、「Get Lunacy for Free」をクリックするだけで、Lunacyをダウンロードできます。
もしくは、その隣のボタンで、Microsoft Storeからダウンロードできます。

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Lunacy, Sketch for Windows

Lunacyのインストール

ダウンロードした「LunacySetup.exe」をダブルクリックするだけで、インストールできます。

インストーラー無し版はダウンロードページの「Portable version」をクリックして、ダウンロードします。

サイトのキャプチャ

Lunacy, Sketch for Windows

Lunacyの使い方

当方の環境(Windows 7)で、Lunacyを使用してみました。

まずは、Lunacyの起動画面。ブランクのファイルが開いた状態です。

Lunacyのキャプチャ

Lunacyの起動画面

メニューは、SketchのFileメニューを少しシンプルした感じです。

Lunacyのキャプチャ

Lunacyのメニュー

Sketchでファイルを用意してみます。
使用したバージョンはSketch 49で、デフォルトのテンプレート「Material Design」を作成しました。

Sketchのキャプチャ

Sketchでファイルを作成

Sketchで作成したファイルをWindowsに移動して、.sketchファイルをLunacyで開いてみます。

Lunacyのキャプチャ

.sketchファイルをLunacyで開く

普通に開けました! 感動です!!
せっかくなので、編集もやってみます。ボタン要素を選択すると、右パネルにプロパティが表示されました。

Lunacyのキャプチャ

ボタン要素

ボタンのカラーをFills(塗りつぶし)で変更します。
まずは、塗りのカラーを変更。

Lunacyのキャプチャ

塗りのカラーを変更

BlendingもLunacyで編集できます。Blendingの項目もSketchと同じブレンドが揃っています。

Lunacyのキャプチャ

ブレンドを変更

変更すると、普通に反映されました。

Lunacyのキャプチャ

ボタンのカラーを変更

Lunacyで編集した.sketchファイルを保存してみます。
「ファイルの種類」は「.sketch」を選択します。

Lunacyのキャプチャ

ファイルの保存

ファイルをmacOSに移動して、Sketchで確認してみます。
普通の.sketchファイルと同様に開くことができ、変更した箇所も反映されていました。

Lunacyのキャプチャ

Sketchでファイルを確認

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