SketchファイルをWindowsで開いて、編集・保存できる無料アプリが登場 -Lunacy
Post on:2018年3月22日
Windowsユーザーの方に朗報です!
Windows 7, 8, 10で、Sketchのファイルを開くことができ、編集も保存もでき、CSSの書き出し、SVGやPNGのエクスポートもできてしまう無料アプリが登場しました。
もちろん、日本語のWindows環境でも利用できます。
![サイトのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032101.png)
前回紹介した時はファイルを開くだけの機能でしたが、ついに編集・保存にも対応し、Sketchの機能の80%を備えました!
Windows版のSketchといっても過言ではないでしょう。
Lunacyの特徴
Lunacyは、.sketchファイルを開き、編集し、保存することができるWindowsのネイティブアプリです。しかも、完全無料で利用できます。
![Lunacyの画面](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032102-01.png)
Lunacyの画面
- Sketch(最新を含む、過去13ヵ月分のバージョン)で作成された.sketchファイルに対応。
- .stecthファイルをWindows環境で開くことができます。
- .sketchファイルを編集して、保存できます。
- Sketchの主要プラグインの機能に対応予定(2018年7月)。
現在はベータ版としてリリースされており、将来的にはSketch for Macと同等の機能を実装する予定とのことです(現在は80%実装)。
サポートするOS
Lunacyは、下記のOSに対応しています。
- Windows 7, 8, 8.1, 10(x86 and x64)
※要.Net Framework(無い場合はインストール時に自動でインストールされます)
![Lunacyのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032104-01.png)
.sketchファイルをWindowsで開いて、編集・保存できる
![Lunacyのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032104-02.png)
ページ・アートボードに対応
![Lunacyのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032104-03.png)
CSS, XAMLのコード生成
![Lunacyのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032104-04.png)
アセットのエクスポート(PNG, SVG)
Lunacyのダウンロード・インストール
Lunacyのダウンロードとインストールは、簡単です。
面倒な登録なども、一切不要です。
Lunacyのダウンロード
下記ページにアクセスして、「Get Lunacy for Free」をクリックするだけで、Lunacyをダウンロードできます。
もしくは、その隣のボタンで、Microsoft Storeからダウンロードできます。
![サイトのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032102-02.png)
Lunacyのインストール
ダウンロードした「LunacySetup.exe」をダブルクリックするだけで、インストールできます。
インストーラー無し版はダウンロードページの「Portable version」をクリックして、ダウンロードします。
![サイトのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032102-03.png)
Lunacyの使い方
当方の環境(Windows 7)で、Lunacyを使用してみました。
まずは、Lunacyの起動画面。ブランクのファイルが開いた状態です。
![Lunacyのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032103-01.png)
Lunacyの起動画面
メニューは、SketchのFileメニューを少しシンプルした感じです。
![Lunacyのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032103-02.png)
Lunacyのメニュー
Sketchでファイルを用意してみます。
使用したバージョンはSketch 49で、デフォルトのテンプレート「Material Design」を作成しました。
![Sketchのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032103-03.png)
Sketchでファイルを作成
Sketchで作成したファイルをWindowsに移動して、.sketchファイルをLunacyで開いてみます。
![Lunacyのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032103-04.png)
.sketchファイルをLunacyで開く
普通に開けました! 感動です!!
せっかくなので、編集もやってみます。ボタン要素を選択すると、右パネルにプロパティが表示されました。
![Lunacyのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032103-05.png)
ボタン要素
ボタンのカラーをFills(塗りつぶし)で変更します。
まずは、塗りのカラーを変更。
![Lunacyのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032103-06.png)
塗りのカラーを変更
BlendingもLunacyで編集できます。Blendingの項目もSketchと同じブレンドが揃っています。
![Lunacyのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032103-07.png)
ブレンドを変更
変更すると、普通に反映されました。
![Lunacyのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032103-08.png)
ボタンのカラーを変更
Lunacyで編集した.sketchファイルを保存してみます。
「ファイルの種類」は「.sketch」を選択します。
![Lunacyのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032103-09.png)
ファイルの保存
ファイルをmacOSに移動して、Sketchで確認してみます。
普通の.sketchファイルと同様に開くことができ、変更した箇所も反映されていました。
![Lunacyのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201801/2018032103-10.png)
Sketchでファイルを確認
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