米国の政府関連サイトのデザイン指針として誕生した、UIデザインに最適化されたフリーフォント -Public Sans
Post on:2019年4月15日
UIのデザインに最適化、シンプルで癖の無い、そしてSIL Open Font Licenseで利用できるサンセリフのフォントを紹介します。
米国の政府関連サイトのデザイン指針として誕生したU.S. Web Design Systemのフォントで、モバイルやアクセシビリティの面を特に重視して制作されたものです。
![サイトのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201902/2019041310.png)
Public Sansの特徴
U.S. Web Design Systemは米国の政府関連サイトのデザイン指針として誕生したもので、オープンソースのUIコンポーネントのライブラリや米国連邦政府のWebサイト用のビジュアルスタイルガイドが含まれています。
それに含まれているのが、Public Sansです。SIL Open Font LicenseのLibre Franklinをベースにしたフォントで、どのプラットフォームでも無料で利用できます。
ライセンスは、SIL Open Font License v1.1です。
![Public Sansと他のUI用フォントとの比較](http://coliss.com/wp-content/uploads-201902/2019041313.png)
Public Sansと他のUI用フォントとの比較
文字のデザインは特徴的な癖がなく、UI用の見出しや本文で機能するようにデザインされています。また、データにも適しています。
![UI用に可読性を向上](http://coliss.com/wp-content/uploads-201902/2019041314.png)
UI用に可読性を向上
ウェイトは、Thin, Extra Light, Light, Regular, Medium, Semibold, Bold, Extra Bold, Black の9種類が用意されています。
![Public Sansの各ウェイト](http://coliss.com/wp-content/uploads-201902/2019041311.gif)
Public Sansのダウンロード
フォントのダウンロードは、下記ページから。
![サイトのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-201902/2019041315.png)
「Download Zip」で.zipファイルがダウンロードできます。
フォントファイルには、以下のものが含まれています。
![Public Sansのフォントファイル](http://coliss.com/wp-content/uploads-201902/2019041312.png)
- OpenTyepフォント
- Webフォント
- 可変フォント
- フォントのソース(Glyphs)
OpenTyepとWebフォントだけでも嬉しいですが、可変フォントもあるとはびっくりです!
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