Chromeのデベロッパーツールで、CSSの詳細度が表示されて便利になります

ようやくか、という声も聞こえてきそうですが、ChromeのデベロッパーツールでCSSの詳細度が表示されるようになります。

CSSを普段使用している人はセレクタを見ただけで詳細度が分かると思いますが、こういうちょっとしたアップデートが重ねられていくのは便利になりますね。

Chromeのデベロッパーツールで、CSSの詳細度が表示されて便利になります

CSSの詳細度を表示できるようになったのは、先日アップデートされたChrome Canaryの最新版です。
Chrome 115の安定版は、7/12にリリース予定です。

サイトのキャプチャ

Chrome Canary

デベロッパーツールでCSSのセレクタをホバーすると、詳細度が表示されます。

デベロッパーツールのキャプチャ

セレクタの詳細度を0にする:where()にももちろん対応しています。

デベロッパーツールのキャプチャ

:where()について詳しくは下記をご覧ください。

実は、CSSの詳細度を表示できるのはChromeが初ではなく、Safariのデベロッパーはすでに対応しています。

サイトのキャプチャ

Inspect CSS specificity -Can I Devtools

Safariのデベロッパーツールを使用するには、Safariで「設定」を開き、「詳細」から「メニューバーに開発メニューを表示」のチェックをオンにします。これで右クリックで「要素の詳細を表示」でデベロッパーツールが開きます。

Safariで詳細度を表示するには、要素タブでスタイル属性ペインでセレクタをホバーすると詳細度が表示されます。

元ネタは、下記ツイートより。

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