「まだそんな古いCSSを使ってるの?」現在では必要のない古いCSSを見つけて、仕様に準拠したCSSを提案してくれるツール -ReliCSS

CSSの新機能を早く使ってみたいと思うかもしれませんが、その前に古いCSSのメンテナンスをしなくてはと思っている人にお勧めの無料ツールを紹介します。

CSSをコピペするだけで、現在では必要のない古いCSSのハックを検出し、W3Cの仕様に準拠したCSSを提案してくれます。

現在では必要のない古いCSSを見つけて、仕様に準拠したCSSを提案してくれるツール -ReliCSS

ReliCSS

ReliCSSは、古いブラウザ固有のCSSハックを識別し、デベロッパーが現在の仕様に準拠したCSSに置き換えることができるように設計されたCSSハックの検出ツールです。

このツールの目的は、クリーンでメンテナンス性の高いCSSを記述できるよう支援したいと考えたもので、古いCSSとモダンCSSとの間のギャップを埋めることを目指しています。

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ReliCSS

ツールの使い方は、簡単です。
まずは、CSSハックを使ったCSSを用意してみました。

上記のCSSをコピペして、「Scan CSS」をクリックします。

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CSSをコピペして、「Scan CSS」をクリック

これで古いブラウザ固有のCSSハックが検出されます。

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CSSハックの検出結果

結果は左から、

  • Total: 合計数
  • High: 高リスク、現在サポートされていないブラウザ(IE6,7)向けのハックが使用された危険なCSSです。まずは削除対象として検討してください。
  • Medium: 中リスク、現在サポートされていないブラウザ(IE8-10)向けのハックが使用されたCSSです。CSSは動作しますが、脆弱です。実際のビジターにとって有効なCSSであるか確認してください。
  • Low: 低リスク、ベンダープレフィックス(-webkit, -moz)が使用されたCSSです。概ね安全ですが、Autoprefixerなどのツールの方が扱いやすいので、ビルドプロセスに見直しが必要か検討してください。
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CSSハックの検出結果

検出結果には、お勧めの対応方法も掲載されています。

たとえば、* html .ie6-hackのお勧めの対応方法は、これらのブラウザはサポートされていません。必要に応じて適切なフォールバックをするために@supportsを使用してくてください。また、古いブラウザをサポートする必要がある場合は、機能検出ライブラリを検討してください。

-webkit-tranformのお勧めの対応方法は、2026年現在Safariとの互換性のため、-webkit-のいくつかはまだ必要です。Autoprefixerを使用してプレフィックスを自動管理するか、Safari用の重要なプレフィックスは手動で保持してください。

と、こんな感じです。

ReliCSSにはサンプル用のCSS(Insert Sampleをクリック)も用意されているので、試してみました。

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サンプル用のCSSで検出

結果は、下記の通り。
高リスクのCSSがけっこう含まれているようです。

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CSSハックの検出結果

サンプル用のCSSは、下記のCSSです。
長年、CSSを触ってきた人には、懐かしさがあると思います。

当ブログのCSSもチェックしてみました。
「Low: 低リスク」が28個あり、全部ベンダープレフィックスだったので、とりあえずの対応はなしでいいかなと。

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当ブログのCSSで検出

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