シンプルなHTMLで、モダンなWebサイトをすばやく簡単に作成できるクラスレスの超軽量CSSフレームワーク -Simple.css
Post on:2022年2月7日
その名の通り、シンプルなHTMLで、Webサイトをすばやく簡単に作成できるクラスレスの超軽量(4kB)CSSフレームワークを紹介します。
シンプルなWebページ、ポートフォリオやブログなどをすばやく作成したい時に便利で、レスポンシブにもダークモードにも対応しています。また、CSSリセットとして利用するのもありかもしれません。
Simple.cssとは
Simple.cssは、セマンティックHTMLをすばやく簡単に見栄え良くするクラスレスのCSSフレームワークです。「クラスレス」とは、CSSまたはHTMLのどこにもCSSのclassがないことを意味します。
MITライセンスで、商用プロジェクトでも無料で利用できます。
classのないプレーンなHTMLを使用しているからといって、便利な機能がないという意味ではありません。
- 見栄えが良いサンセリフのローカルフォントスタック
- タイポグラフィのベストプラクティス
- ダークモードへの自動切り替え
- レスポンシブに完全対応
- 標準的なHTML要素をフォーマットするデフォルト
- 4kB以下の超軽量サイズ
先日、v2.0にアップデートされました!
主な変更点は、下記の通り。
- 古い
display: block;
をやめて、CSS Gridを採用(これによりレスポンシブが向上、全幅コンテンツのハックもなしに) - スタイルシート全体を整理し、シンプルに
- UI/UXの微調整を行い、全体的に改善
CSSファイルはv1を個別に公開したので、必要に応じてプロジェクトで引き続き使用できます。HTMLの構造を変更する必要のある変更は加えられていない、とのことです。
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// Our CDN <link rel="stylesheet" href="https://cdn.simplecss.org/simple-v1.css"> OR // NPM CDN <link rel="stylesheet" href="https://unpkg.com/simpledotcss@2.0.0/simple-v1.css"> |
Simple.cssのデモ
デモでは、HTMLのさまざまな要素のスタイルを確認できます。
デモページ: Simple.css: 基本のタイポグラフィ
デモページ: Simple.css: リンクとボタン
デモページ: Simple.css: その他のテキスト関連・インラインコード・キーボード
デモページ: Simple.css: ナビゲーション
デモページ: Simple.css: アコーディオン、テーブル
デモページ: Simple.css: フォーム
ショーケースでは、実際にローンチされているサイトが掲載されています。
Simple.cssの使い方
Step 1: HTML
HTMLを用意します。
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<!DOCTYPE html> <html lang="en"> <head> <meta charset="UTF-8"> <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0"> <title>My New Website</title> </head> <body> <header> <h1>Hello, world</h1> <p>Welcome to my website!</p> </header> <main> <p>This is my new website and it's using Simple.css. It's really cool. If you want to use it too, you can <a href="https://simplecss.org">visit their site</a>.</p> </main> <footer> <p>Jane Smith's website.</p> </footer> </body> </html> |
Step 2: 外部ファイル
あとは、当スタイルシートを外部ファイルとして記述するだけです。
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<link rel="stylesheet" href="https://cdn.simplecss.org/simple.min.css"> |
Step 1のHTMLだけの時は、下記のように表示されます。
HTMLだけの表示
これに外部ファイルを記述するだけで、下記のように表示されます。
外部ファイルを記述
さらに詳しくは、下記のドキュメントをご覧ください。
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