HTML5のW3C正式勧告に完全対応、読みやすい分かりやすい使いやすいと三拍子揃ったHTML5&CSS3のリファレンス本
Post on:2015年3月24日
HTML5とCSS3/2.1で利用できる要素やプロパティについて、機能や役割や対応ブラウザなど実装に必要な知識がコンパクトにまとめられたオススメのリファレンス本を紹介します。
リファレンス本って、気がつくと古くなってたりしませんか?
本書は2015年1月時点の最新情報が掲載されており、去年暮れリリースのHTML5のW3C正式勧告にも完全対応しています。
リファレンス本は使いやすいことも、大切なポイント。
B6版のコンパクトサイズで414ページとそれなりの厚さながら、ページが開きやすく、開いた状態をキープできる製本が便利です。
Kindle版は、お値段が少しお得。
HTML5の要素とCSS3/2.1のセレクタやプロパティ、計1,179項目の解説が詰まっています。
紙面のキャプチャで、中身を少しだけご紹介。
リファレンス本で大切なのは必要な情報が探しやすく、読みやすいこと。
本が分厚いと、見開きの状態にしておくのは難しかったりしますが、本書はどのページでも簡単に見開きの状態をキープさせることができます。
ページのレイアウトはシンプルで、カラーリングもほどよく、必要な情報がしっかりとまとめられています。
実践的なサンプルコードも満載!
コードだけでは理解しにくいポイントもイラストがあるので、一目で把握できますね。
リファレンス以外にも、基礎知識のコンテンツも充実しています。
例えば、セクションとアウトライン。
従来のHTMLでは、見出し要素のレベルを使いアウトラインを作成していました。
HTML5ではセクション要素を使い、コンテンツのアウトラインを作成します。
CSSの項目も同様です。
このページは分厚い本のちょうど真ん中ですが、簡単に見開きをキープできます。
実務ではまだ使い慣れないプロパティも今年あたりから使うかもしれませんね。
基礎知識コンテンツはもちろんCSSでも充実しています。読んでみると、実は理解していなかった!ってこともあるかも。
要素やプロパティの一覧は、用途別とアルファベット順の2種類。
こちらはアルファベット順。
簡単な説明文が添えてあるのは便利ですね。
CSSも同様に、用途別とアルファベット順の2種類が用意されています。
CSSのプロパティのインデックス。
HTML5&CSS3/2.1 全辞典の目次
- HTML5編
-
- 基本構造
- セクションと見出し
- 段落と箇条書き
- テキストの定義
- 画像/音声/動画
- テーブル
- フォーム
- インタラクティブ
- HTMLの基礎知識
- CSS3/2.1編
-
- セレクタ
- フォント/テキスト
- 色/背景/ボーダー
- ボックス/テーブル
- 段組み
- フレキシブルボックス
- トランジション
- トランスフォーム
- アニメーション
- コンテンツ
- CSSの基礎知識
リファレンス本は、僕はけっこう好物です。
気になったことを調べるだけでなく、端から順番に読んだり、ぺらぺらとめくり、その要素やプロパティを使って面白いことができないかなとアイデアのベースとして活用していました。
献本の御礼
最後に、献本いただいたインプレスジャパンの担当者さまに御礼申し上げます。
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