HTMLとCSSを真剣に学びたい人にお勧め!Web制作の実務で使える知識とテクニックをしっかり学べる解説書
Post on:2019年3月22日
Web制作の現場で使える知識がしっかりと身につくHTMLとCSSの解説書を紹介します。
HTMLとCSSは仕様に基づいた詳しい解説で、実装ではデザインにプラスアルファの効果を与える知識とテクニックをしっかり学べる一冊です。
正しい技術をしっかり身につけたい人に特にお勧めします。
意味のないおしゃれな画像を使用したり、文章を表示しよう、リンクにしよう、のような薄っぺらい解説書ではありません。
本書は、HTMLとCSSで次のステップに進みたい人、本格的な企業サイトを実装したい人、現場でワンランク上のアウトプットを目指したい人に向けた解説書です。
紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
本書は入門・基本・応用の三部構成となっています。入門編ではWeb制作のさわりを、基本編はHTMLとCSSの文法を体系的に、応用編では企業サイトを実装しながら実践的なテクニックを学びます。
入門編は飛ばして、基本編を見てましょう。やさしい系の入門書とはまったく異なり、実務レベルでの基礎がかなり詳しく解説されています。
HTMLの基本ではマークアップの本質を学び、Webサイトを実装するために必要なHTMLの文法を正しく理解できます。
CSSの基本もやさしい系入門書とは異なります。基本から学べることは間違いないのですが、CSSの表面的な役割だけでなく、その本質から学ぶことができると思います。
例えば、リストだとマークの設定とコンテンツの挿入がペアになっています。やさしい系であれば、リストを表示しよう、黒丸・白丸・数字などの解説で終わってしまうかもしれませんが、実務レベルの解説ということが分かります。
CSSにおけるレイアウトのテクニックも、2019年現在いろいろな方法が採用されています。通常フローやfloatを使ったテクニックなども、今の時代に合った実装方法で解説されています。
もちろん、Flexboxでのレイアウトも詳しく解説されています。CSS Gridは本書では未対応です。
5,6章では、サイトを制作しながら、HTMLとCSSのテクニックを学びます。
Web制作上の注意点やデザインTipsなど、デザインにプラスアルファの効果を与える実装のテクニックと知識も詳しく解説されています。
HTML/CSS デザイン TextBookの目次
-
- イントロダクション
- Webページについて
- HTML5について
- CSS3について
- 学習を始めるための準備
- Atomのインストールと基本的な使い方
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- HTML/CSS入門
- HTML入門
- CSS入門
- デベロッパーツールの使い方
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- HTMLの基本
- HTML文書の木構造
- セクションを定義する要素
- 文章の意味付けと内容のグループ化を行う要素
- リンクの設定
- 埋め込みコンテンツの要素
- テーブルを作る要素
- フォームを作る要素
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- CSSの基本
- プロパティの値と単位
- セレクタ
- スタイルの優先順位
- スタイルの継承
- @規則・メディアクエリ
- フォントとテキストを設定するプロパティ
- リストマークの設定とコンテンツの挿入
- ボックスの種類
- ボックスを設定するプロパティ
- ボックスの配置法1: 通常フロー
- ボックスの配置法2: 浮動化
- ボックスの配置法3: 位置決めと重なり順
- ボックスの配置法4: フレキシブルボックスレイアウト
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- シングルカラムレイアウトのページを作る
- CSS設計入門
- シングルカラムレイアウトのページを作成しよう
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- 2段組のページを作る
- 段組の方法
- 2段組のページを作成しよう
基礎知識をはじめ、実装のテクニックまで、詳しく解説された一冊です。
あれ何だっけ? どう実装すればいいんだ? など、HTMLとCSSで迷った時に非常に役立ちます。すぐ手に取れるように近くに置いておくとよいと思います。
献本の御礼
最後に、献本いただいたソシム株式会社の担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
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