一気に疑問が解ける!デザインの良書、プロのデザイナーとして必要な知識が得られる -デザインの基本ノート
Post on:2018年8月10日
プロとしてのデザイン制作に自信がない、プロのデザイナーになりたい、今まで手つかずだったデザインのテクニックを習得したい、著作権ってどうすればいいの、デザイン料金を算出するベースが欲しい。
デザインに関する知識やテクニックだけでなく、著作権やデザイン料金の算出方法など、プロのデザイナーとして必要な知識を真剣に学びたい人にお勧めの良書を紹介します。
本書は、先日発売されたばかり。
デザインの基本、すぐに役立つデザインのテクニックといった制作面の知識、また打ち合わせやプレゼン、著作権、デザイン料金の算出方法などビジネス面での知識まで、プロのデザイナーに必要な知識がすべてまとまっています。ありそうでなかった一冊です。
表紙はゆるい感じのデザインですが、中身はぎっしりです。
Kindle版はお値段が少しお得です。
そんな紙面をキャプチャで少しだけ紹介します。
本書の大きな特徴は、よい作例をたくさん見ながらデザインの知識を学べることです。作例だけでは分からないこと、解説だけでは分からないことが、すぅっーと頭の中に入ってきます。
デザインの知識、レイアウト、配色、写真と図版、タイポグラフィ、制作の基礎知識、本書は6章構成で、順番に読み進めてもよし、気になるところを重点的に読んでもよし、と常に参照できるように手元に置いておきたい一冊です。
優先順位が一番高い情報を目立たせるには、ホットスポットを使用します。雑誌でも、Webページでもぱっと目につく情報がありませんか?
デザインの原則を理解しないで、レイアウトするのは非常に困難です。近接・整列・強弱・反復を使いこなすことで、レイアウトはぐんと良くなります。
各章末には、その章の事例が数多く掲載されています。アイデア出しに困った時やインスピレーションを得たい時に役に立ちます。
3章の配色では、色相・明度・彩度、有彩色・無彩色、トーンなどを使用して、デザインに効果的な配色について学べます。特に最近では、トーンを使用した配色が増えており、写真やイラストにも非常に相性の良いテクニックです。
配色の色玉見本集のように、付録的なものも充実しているのが嬉しいですね。
写真の補正やレタッチなどの基本テクニックも一通り抑えておきたい人にぴったりです。
モノクロを作るのも基本からしっかり身につけると、仕上がりが全然違います。
チャートやグラフなど、インフォグラフィックが必要な案件もあるかもしれません。そんな時に役立つ基礎知識を身につけておきましょう。
タイポグラフィについても、昔のデザイン本だと英語が中心でしたが、本書では日本語を中心に解説されています。
本書は制作の知識だけではありません。最後の6章では、指示書の書き方、ファイル管理の仕方、打ち合わせの仕方、プレゼンの仕方、デザイン量の算出の仕方、著作権についてなど、プロのデザイナーとして必ず役立つ知識が身につきます。
デザインの基本ノートの目次
デザインの基本ノートのコンテンツ
プロのデザイナーを目指している人には正に、ぴったりの一冊です!
また、デザインのアイデアを探す時、インスピレーションを得たい時、ビジネス面で困った時などにも、役立つと思います。
献本の御礼
最後に、献本いただいたSBクリエイティブの担当者さまに御礼申し上げます。
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