分かりやすい!Slackの初心者から更に活用したい中級者まで、解説が非常に充実したオススメの本 -Slack入門
Post on:2016年7月5日
Slackって何? 制作チームに最適なコミュニケーションツールを探してる! というSlackの完全初心者から、Slackを更に活用したい、日本語でまとまったドキュメントがほしい、そんな使い方もあるのか! という中級者まで、Slackの具体的な使い方がしっかり分かるオススメの本を紹介します。
Slackの入門書としてだけでなく、HubotによるChatOpsなど他サービスとの連携まで、運用に役立つ使い方も詳しく解説された一冊です。
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今までは、Slackを導入するには英語のドキュメントから学ぶしかありませんでしたが、Slack本として日本初の本書があれば、導入から使い方まで豊富なイラストと分かりやすいテキストで身につけることができます。
あれどうやるんだっけ? という時のリファレンス本としても役立ちます。
Kindle版は、お値段が少しお得です。
本書の発売イベントが本日(7/5)19時から、原宿でおこなわれます。参加費は無料。
枠が埋まっていても、当日キャンセルがでるので問い合わせてみてください。
そんな紙面をキャプチャで少しだけ紹介します。
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全5章構成で、第1章は「Slackをはじめよう」。
Slackとは何か、どんなことができ、制作のフローにどのように使うのかが分かります。
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Slackのアカウントを作成するには、英語サイトにアクセスする必要がありますが、登録の手順や注意点も詳しく書かれてあるので戸惑うことはないでよう。
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ChatOpsとは、GitHub社が生み出した新しいOpsのスタイルで、チャットを利用して運用を行うという考え方です。GitHubのHubotと連携させることで、さまざまなOpsに柔軟に対応できます。
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GitHubとの連携もサポートされており、プルリクベースの開発をしている場合はSlackの通知ですぐに対応でき、非常に便利です。
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第2章はインストールと基本的な使い方。
WinでもMacでもLinuxでも、iOSでもAndroidでも無料で利用できます。
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メッセージを送ったり、絵文字を添えたり、画像やコードのスニペットを共有することもできます。
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インストール時の設定でも利用できますが、認証方法や通知設定、テーマ、表示方法など、使いやすいようにカスタマイズする時も日本語の解説があると安心ですね。
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Slackには無料プランと有料プランがあります。小規模チームなら無料プランで大丈夫でしょう、連携サービスも10個まで対応しています。有料プランでも非常に安価です。
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第3章は「Slack APIの活用」。
手軽にメッセージを送信したり、メッセージを外部システムに送信したり、コマンドを拡張したり、ユーザーのように振る舞うボットを実装したり、さまざまなAPIの利用法が解説されています。
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第4章はいよいよ、Hubotの導入と使い方です。
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環境の構築方法は必要なファイルのダウンロード方法から、丁寧に分かりやすく解説されています。
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Hubotスクリプトについても詳しく説明されており、具体的な運用方法が分かると思います。
「Slack入門」の目次
-
- Slackをはじめよう
- 1.1 Slackとは何か
- 1.2 Slackの基本
- 1.3 Slackの導入
- 1.4 Slackで実現するChatOps
-
- Slackの機能を徹底解説
- 2.1 Slackの利用環境
- 2.2 メッセージボックス
- 2.3 メッセージやファイルの操作
- 2.4 チャンネルの操作
- 2.5 検索
- 2.6 個人設定
- 2.7 チーム設定
- 2.8 App Directory
- 2.9 有料プラン
- 2.10 そのほかの便利な機能
-
- Slack APIの活用
- 3.1 Slack APIとは
- 3.2 Incoming WebHooks
- 3.3 Outgoing WebHooks
- 3.4 Slash Commands
- 3.5 Bot Users
- 3.6 Web API
- 3.7 Real Time Messaging API
- 3.8 APIの特長と利用シーン
-
- 代表的な連携ツールHubot
- 4.1 Hubotとは
- 4.2 Hubotの導入
- 4.3 Hubotプロジェクトの作成
- 4.4 プロジェクトディレクトリ構成
- 4.5 代表的なホスティング例:Heroku
- 4.6 Hubotのしくみ
- 4.7 Hubotスクリプト/メッセージの受信・応答
- 4.8 Hubotスクリプト/ Webサーバーとしてエンドポイントを実装
- 4.9 Hubotスクリプト/ 外部WebサーバーなどにHTTPリクエストを送信
- 4.10 Hubotスクリプト/任意のデータを永続化
-
- CIツールとの連携
- 5.1 SlackとCI(継続的インテグレーション)
- 5.2 Slackを中心としたCIの実践
- 5.3 サンプルプロジェクトの作成
- 5.4 GitHubのセットアップ
- 5.5 CircleCIのセットアップ
- 5.6 自動テストによるコード品質の担保
- 5.7 検証用アプリの自動配布
- 5.8 ユーザーフィードバックの可視化
Slackを採用している会社や制作チームは年々増えています。
コミュニケーションツールとして使う制作者にも、そして開発者・管理者にも必携の一冊です!
献本の御礼
最後に、献本いただいた著者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
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