ページの表示を早くするために検討すべきWordPressの13のタグ
Post on:2007年10月10日
Pro Blog Desginのエントリーで、WordPressを利用している際、サーバーへの負荷軽減のために、テーマファイルでよく使用されるテンプレートタグの中から修正・削除した方がいいテンプレートタグというのがありました。
Delete WordPress Tags to Decrease Server Load
配布されているWordPressのテーマファイルのほとんどには、あらゆる環境で簡単に利用できるように「テンプレートタグ」が使用されています。
例:<?php bloginfo('name'); ?>は「ブログの名前」を表示します。
そして、そのテンプレートタグのほとんどはサーバー上で処理されるため、サーバーに負荷がかかります。
サーバー負荷が軽減されると、ページの表示も早くなります。
そこで、テンプレートタグを静的なテキストに書き換えたり(ブログの名前を記述)、不要だったりするテンプレートタグを削除(必要の無い箇所からブログの名前を削除)することにより、サーバー負荷の軽減を図ります。
下記は、その際に検討すべき「13のテンプレートタグ」とそれがよく記載されている「ファイル」と「役割」です。
「ファイル」は、WordPress 2.3の「default」を例にしています。
削除する場合は、その機能が使用できませんので、充分に検討してから削除を行ってください。
- <?php language_attributes(); ?>
header.php: L 2
言語コード(xml:lang="ja" lang="ja") - <?php bloginfo('html_type'); ?>
header.php: L 5
メディアタイプ(text/html) - <?php bloginfo('charset'); ?>
header.php: L 5
文字コード(charset=UTF-8) - <?php bloginfo('name'); ?>
header.php: L 7
ブログの名前(コリス) - <meta name=”generator” content=”WordPress <?php bloginfo('version'); ?>” />
<!– leave this for stats –>
header.php: L 9
使用しているWordPressのバージョン(WordPress ME2.3) - <?php bloginfo('stylesheet_url'); ?>
header.php: L 11
スタイルシートのURL - <?php bloginfo('rss2_url'); ?>
header.php: L 12, footer.php: L 8
RSSのURL - <?php bloginfo('pingback_url'); ?>
header.php: L 13
pingbackのURL - <?php bloginfo('stylesheet_directory'); ?>
header.php: L 21, 22
スタイルシートの格納ディレクトリ - <?php bloginfo('description'); ?>
header.php: L 37
ブログの説明 - <?php bloginfo('comments_rss2_url'); ?>
footer.php: L 9
コメントのRSSのURL - <!-- <?php echo get_num_queries(); ?> queries. <?php timer_stop(1); ?> seconds. -->
footer.php: L 10
クエリ数と表示時間 - <?php /* Widgetized sidebar, if you have the plugin installed. */
if ( !function_exists(’dynamic_sidebar’) || !dynamic_sidebar() ) : ?>
ここの間
<?php endif; ?>
sidebar.php: L 3 - 71
ウィジェット用を使用していれば上記の間は必要無し。
12番目にある「<?php echo get_num_queries(); ?>」は、ページを表示する際のクエリ数を表示します。
この数があまりにも多いようであれば、使用しているプラグインで過多なものがないかチェックするのも手だと思います。
[via]
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