2010年に備えて、知っておきたいウェブデザインのトレンド
Post on:2009年11月4日
2010年に向けて押さえておきたいウェブデザインのトレンドの14のポイントをWeb Design Ledgerから紹介します。
下記は、その意訳です。
また、同著者の別エントリーに対応したものもあります。
これはもう使用しない方がいいウェブデザインのトレンド
- はじめに
- 1. 特大のヘッダとロゴ
- 2. 手描き風のデザイン
- 3. 大胆で大きなフォント
- 4. タイポロジー
- 5. 1ページ レイアウト
- 6. インパクトがある画像
- 7. パースの活用
- 8. インタラクティブで直感的なデザイン
- 9. モーダルボックス
- 10. ミニマリズム
- 11. オーバーサイズのフッタ
- 12. レトロ
- 13. イントロボックス
- 14. 雑誌風のレイアウト
はじめに
このリストは、2009年に人気が高かったものからさらに発展するであろうトレンドを紹介しています。
トレンドを押さえるにあたり重要なことは、トレンドの元となるアイデアです。それぞれのトレンドのアイデアにフォーカスし、新しいトレンドを取り入れてみてください。
次のムーブメントは、あなたが発信するかもしれません。
1. Oversized Logos/ Headers
特大のヘッダとロゴ
今まではユーザーに忘れられない印象を与えるためにスプラッシュページを使用していましたが、この特大のヘッダとロゴがそれに代わる役割をするでしょう。
特大のヘッダはスプラッシュページとは異なり、ユーザーにクリックを強いることはありません。
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2. Sketch/ Hand-drawn Design
手描き風のデザイン
手描き風のデザインは決して新しいものではありません。しかしこのトレンドはまだまだ発展する見込みがあります。
これからは手描き風のデザインはエレメンタルなものとして扱われ、個人サイトだけでなく企業サイトでも採用されるようになるでしょう。
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3. Slab Typefaces
大胆で大きなフォント
ボールドの書体で組まれたスラブのタイプフェイスは、西部劇などでみかける「Wanted」のポスターなどを彷彿させます。
これは大きなボールドの文字を大胆に使用し、ユーザーにインパクトを与えます。「特大のヘッダ」と組み合わせて使用するとより効果的になるでしょう。
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4. Typology
タイポロジー
ウェブデザインを写真だけに頼るのではなく、タイポグラフィに比重をおくといっそう面白いものになるでしょう。
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5. One Page Layouts
1ページ レイアウト
1ページで完結するもので、名刺のようなものと考えてもよいでしょう。ナビゲーションという風変わりなものから離れて、ミニマルなアプローチが可能です。
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6. Huge Images
インパクトがある画像
インパクトがあるイメージは、ユーザーに強い印象を与えるビジュアル効果があります。
「特大のヘッダとロゴ」も相対的に同じ効果がありますが、サイトのブランディングの一部ではないということが異なります。
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7. Change of Perspective
パースの活用
机を真上から眺めるようなものはなくなり、より現実的な視点を備えたものにします。
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8. Interactive/ Intuitive Design
インタラクティブで直感的なデザイン
以前のFlashのインターフェイスはいらいらさせ、簡単な操作では利用すらできないものがありました。最近ではより直感的に操作ができるようになっています。
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9. Modal Boxes
モーダルボックス
ポップアップウインドウは廃れ、いっそう洗練されたモーダルボックスに代わるでしょう。最近では設置も簡単になり、ユーザビリティにおいても問題なく使用できます。
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10. Minimalism
ミニマリズム
旧タイプのミニマリズムは忘れください。これからは充分なホワイトスペースや大胆なタイポグラフィやハイセンスなカラースキームを使用したものになるでしょう。
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11. Oversized Footer
オーバーサイズのフッタ
特大サイズのフッタは現在数多くあります。しかし、これから更に誇張されたものが現れるでしょう。
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12. Retro
レトロ
レトロ風のデザインは止まっています。デザインコミュニティなどでは称賛されますが、無意味に使用されたものは受けいれることが難しいものです。
ヴィンテージアートとして新しい方法が確立された時、レトロ風のデザインは拡大されることでしょう。キーはトーンと遊び心を忘れないことです。
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13. Intro Boxes
イントロボックス
デザイナーの自己紹介コンテンツの見せ方として、創造的に情報を提供する最良の策がイントロボックスです。退屈なテキストの代わりに、新しいピックアップラインを見いだすでしょう。
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14. Magazine Layouts
雑誌風のレイアウト
コンテンツを雑誌のように一つ一つ慎重に配置し、設計する流れがあります。
雑誌や新聞風のレイアウトは読んだことがある誰もが利用することが簡単で、興味をそそるものでしょう。
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