2010年に備えて、知っておきたいウェブデザインのトレンド

2010年に向けて押さえておきたいウェブデザインのトレンドの14のポイントをWeb Design Ledgerから紹介します。

Web Design Trends for 2010

下記は、その意訳です。

また、同著者の別エントリーに対応したものもあります。
これはもう使用しない方がいいウェブデザインのトレンド

はじめに

このリストは、2009年に人気が高かったものからさらに発展するであろうトレンドを紹介しています。
トレンドを押さえるにあたり重要なことは、トレンドの元となるアイデアです。それぞれのトレンドのアイデアにフォーカスし、新しいトレンドを取り入れてみてください。
次のムーブメントは、あなたが発信するかもしれません。

1. Oversized Logos/ Headers

特大のヘッダとロゴ

今まではユーザーに忘れられない印象を与えるためにスプラッシュページを使用していましたが、この特大のヘッダとロゴがそれに代わる役割をするでしょう。
特大のヘッダはスプラッシュページとは異なり、ユーザーにクリックを強いることはありません。

サイトのキャプチャ

Matt Mullenweg

2. Sketch/ Hand-drawn Design

手描き風のデザイン

手描き風のデザインは決して新しいものではありません。しかしこのトレンドはまだまだ発展する見込みがあります。
これからは手描き風のデザインはエレメンタルなものとして扱われ、個人サイトだけでなく企業サイトでも採用されるようになるでしょう。

サイトのキャプチャ

Biola Undergrad

3. Slab Typefaces

大胆で大きなフォント

ボールドの書体で組まれたスラブのタイプフェイスは、西部劇などでみかける「Wanted」のポスターなどを彷彿させます。
これは大きなボールドの文字を大胆に使用し、ユーザーにインパクトを与えます。「特大のヘッダ」と組み合わせて使用するとより効果的になるでしょう。

サイトのキャプチャ

Edgepoint Church

4. Typology

タイポロジー

ウェブデザインを写真だけに頼るのではなく、タイポグラフィに比重をおくといっそう面白いものになるでしょう。

サイトのキャプチャ

Elysium Burns

5. One Page Layouts

1ページ レイアウト

1ページで完結するもので、名刺のようなものと考えてもよいでしょう。ナビゲーションという風変わりなものから離れて、ミニマルなアプローチが可能です。

サイトのキャプチャ

Zach Klein

6. Huge Images

インパクトがある画像

インパクトがあるイメージは、ユーザーに強い印象を与えるビジュアル効果があります。
特大のヘッダとロゴ」も相対的に同じ効果がありますが、サイトのブランディングの一部ではないということが異なります。

サイトのキャプチャ

Digitalmash

7. Change of Perspective

パースの活用

机を真上から眺めるようなものはなくなり、より現実的な視点を備えたものにします。

サイトのキャプチャ

Pastorant Restaurant

8. Interactive/ Intuitive Design

インタラクティブで直感的なデザイン

以前のFlashのインターフェイスはいらいらさせ、簡単な操作では利用すらできないものがありました。最近ではより直感的に操作ができるようになっています。

サイトのキャプチャ

Crowley Webb and Associates

9. Modal Boxes

モーダルボックス

ポップアップウインドウは廃れ、いっそう洗練されたモーダルボックスに代わるでしょう。最近では設置も簡単になり、ユーザビリティにおいても問題なく使用できます。

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Digg

10. Minimalism

ミニマリズム

旧タイプのミニマリズムは忘れください。これからは充分なホワイトスペースや大胆なタイポグラフィやハイセンスなカラースキームを使用したものになるでしょう。

サイトのキャプチャ

Kyle Standing

11. Oversized Footer

オーバーサイズのフッタ

特大サイズのフッタは現在数多くあります。しかし、これから更に誇張されたものが現れるでしょう。

サイトのキャプチャ

old loft

12. Retro

レトロ

レトロ風のデザインは止まっています。デザインコミュニティなどでは称賛されますが、無意味に使用されたものは受けいれることが難しいものです。
ヴィンテージアートとして新しい方法が確立された時、レトロ風のデザインは拡大されることでしょう。キーはトーンと遊び心を忘れないことです。

サイトのキャプチャ

LEVEL 2D

13. Intro Boxes

イントロボックス

デザイナーの自己紹介コンテンツの見せ方として、創造的に情報を提供する最良の策がイントロボックスです。退屈なテキストの代わりに、新しいピックアップラインを見いだすでしょう。

サイトのキャプチャ

Alessandro Cavallo

14. Magazine Layouts

雑誌風のレイアウト

コンテンツを雑誌のように一つ一つ慎重に配置し、設計する流れがあります。
雑誌や新聞風のレイアウトは読んだことがある誰もが利用することが簡単で、興味をそそるものでしょう。

サイトのキャプチャ

bmi Voyager

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