これはもう使用しない方がいいウェブデザインのトレンド
Post on:2009年10月8日
昔流行ったけど、これはもう使用しない方がいいものや人気がすたれているウェブデザインのトレンドをWeb Design Ledgerから紹介します。
Most Used and Abused Web Design Trends of All Time
以下、その意訳です。
過激な表現も一部あるので、留意ください。
- はじめに
- 鏡面反射
- アクア
- フラリッシュ
- コーヒーカップ
- 地球
- コミックフォント
- ストックフォト
- ペーパー
- ポラロイド
- 特大のRSSアイコン
- 音の自動再生
- カウンター
- マーキー
- ブラックの背景
- スプラッシュページ
- スキップの無いイントロ
- ブラックの背景
はじめに
トレンドは、ウェブデザインにおける良くないキーワードではありません。実際に、下記のリストのものはその時々でウェブデザイナーを鼓舞させました。これらのアイデアは影響が非常に大きくかったので、大量のクローンが作りだされました。
その事自体は素晴らしいことです。問題は私たちが素晴らしいデザインのクローンを作って、そのトレンドを曲解したり、鼓舞されたインスピレーションを再度想像しえないことです。
下記のリストを見る際に、なぜこれらのトレンドが好まれていたのか理由を考えてみてください。
なぜ人気が高かったのか、そしてそこからあなたは何を学ぶことができるのか理解するのに役立つでしょう。
鏡面反射
浮いた感じを演出する鏡面反射はウェブデザインのトレンドの一つです。スタティックな2Dのイメージをよりリアルに表現します。
しかし、これは間違って使用している場合があります。鏡面反射はオブジェクトを逆さまにするだけではありません。
アクア
アクア風のボタンは、このリストでのポイントとなるものです。グロッシーに青く輝く3D風のボタンはPhotoshopで10分ほどで作成できます。
2005年当時は流行しましたが、最近ではこのアクア風ボタンは姿を見かけなくなりました。
フラリッシュ
この飾りはアーティスト気取りのサイトを強調するためにしばしば使用されます。もしデザイナーが有能であるなら、大変上手く取り入れることができます。
しかしこの飾りをむやみやたらに使用しているサイトもあります。この飾りは既に新鮮さはありません。花はもう枯れています。
コーヒーカップ
デスクに置かれたコーヒーはどこかを汚してしまうことを忘れないでください。私はこのデザインを一度も理解できませんでした。
ユーザーの視点は、立ち上がって上から机をみているのでしょうか? それだけがこのデザインが意図しているものです。このトレンドは終わりにしなくてはいけません。
地球
アニメーションでくるくる回る地球は、たいていのウェブサイトで使用されなくなりました。その多くは回転する地球をロゴに利用していました。しかしそれを表示しているたいていのビジネスがグローバルではありませんでした。それは地元の家族経営の店でした。
コミックフォント
コミックサンフォントは、その名前にもかかわらず面白くなかった時があります。見当違いのデザイナーがこのフォントをふざけた感覚を伝えるために使ったフォントでした。
しかしこのフォントは現在も存在し続けています。幸いにも、全てのデザイナーが伝染病のようにこのフォントを避けることを知っています。
ストックフォト
トップにこのような画像が使用されているビジネスサイトをいくつ見たことがありますか?
クライアントはよくこういったストックフォトを要望します。その際、クライアントに対して他に何ができるか、ということを提案する必要があります。
ペーパー
ウェブサイトで現実的なエレメントを見かけることは面白いです。しかし、ペーパーを使用することは独創性に欠けています。
ペーパーのテクスチャやチュートリアルが氾濫したため、トレンドをしかけた人たちはこれを避けるようになりました。
ポラロイド
皆がデザインにポラロイドのオブジェクトを取り入れた時がありました。このレトロなトレンドはその有用性がない現在も生き残っています。これは先祖返りかもしれません。
しかし、1990年以降に生まれた人はポラロイドを現実に目にしたことがあるかは確かではありません。
特大のRSSアイコン
ウェブページに巨大なRSSやTwitterのアイコンを設置することは、ビジターに不愉快さをあたえ、侮辱するものです。
これらのアイコンは格好良く、差し出がましくないように設置してください。
音の自動再生
ビジターにあなたの音楽を押しつけることは間違っています。もしビジターが自分で音楽を聴いていたらどうでしょうか?
幸いにも、このトレンドはたいていのデザイナーは落としました。しかしながら、東ヨーロッパではまだ「いけてる」と思われています。
カウンター
このカウンターというのは、サイトのトラフィック量で強い印象を与える方法として使用するものです。
幸いにも、このカウンターは過去のトレンドとなっているので、ハッピーです。
マーキー
テキストをスクロール表示するマーキーは、1990年後期にクールであると言われたトレンドです。しかし、すぐに失われてしまいました。
フレーム
フレームはこのリストの中でもっとも悲しいトレンドです。フレームから私たちを救い出したのは、検索エンジンでした。一つのページを表示するのに、複数のHTMLを使用するのは最適ではないということを悟りました。
スプラッシュページ
「Flash or HTML」「旧サイト or 新サイト」「フルスクリーン or ノーマル」などウェブサイトに入る前にビジターに選択肢をせまる必要はありません。このトレンドはFlashとHTMLの両方をどのように管理すべきか悟らないデザイナーの間で人気が高いです。
ところでフルスクリーンは好きですか? ほとんどのユーザーはフルスクリーンモードは好きではないため、シンプルにしておいてください。
こういった選択肢を与えていると、ビジターは「去る」ことを選択するかもしれません。
スキップの無いイントロ
このトレンドは、ビジターに(長さにかかわらず)イントロのあいだ中、我慢してPCの前にいることを強いるものです。
ビジターはあなたのサイトへ初めてくる人だけでなく、リピーターもいることを忘れないでください。
ブラックの背景
これは非常にデリケートなテーマです。
ブラックの背景は使われすぎたトレンドです。深いブルーや霞んだグレーのような新しい色は新鮮ですが、ブラックは流行おくれです。
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