Appleから学ぶウェブデザインに役立つ10のチップス
Post on:2011年10月7日
Appleから学ぶことができるウェブデザインに役立つ10のチップスを紹介します。
10 Lessons on Design We Can Learn From Apple
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下記は各ポイントを意訳したものです。
- #1: Simple Is Better
- #2: 商品写真の使い方
- #3: コントラストを効果的に
- #4: 簡単に妥協しない
- #5: Flashから離れる
- #6: フレンドリーに
- #7: グリッドの活用
- #8: Learn moreコンテンツ
- #9: 一貫性
- #10: ただのコマースサイトにしない
#1: Simple Is Better
派手なデザインの「購入する」ボタンやグラフィックが満載のウェブページほど嫌なものはありません。それは取り散らかされただけの下品なページです。
Appleのページは「less is more」の好例で、派手な広告やプロダクトであなたを攻めたてることはなく、むしろあなたが見るべき一つのものにフォーカスを絞っています。
シンプルにする利点はまだあります、それはナビゲートすることが容易になることです。また、ユーザーによりリラックスさせて見せることもできます。
#2: 商品写真の使い方
見ることは真実です。
商品について長い説明を読ませるより、ひと目見て素晴らしいと感じる写真のほうが説得力があることがあります。Appleは商品写真の扱い方が非常に巧いです。
ホワイトの背景にのせた美しい商品の写真は、とても魅惑的に見えます。
#3: コントラストを効果的に
背景に悩むときは、この方法を試してみてください。もし色がブラックのiPadを使うのであれば、眩しい光のような明るいホワイトを使います。そして、クロームのiPhoneであれば、サテンベースのブラックを使います。これは商品写真におけるAppleプロダクトを美しく見せるコントラストの作り方です。
当然、他のものに応用することもできます。コントラストが映えるカラーを使って、商品をより魅力的に見せてください。
#4: 簡単に妥協しない
作業が嫌になって「まぁいいか」と思うことは簡単です。これはApple曰く、失敗するトラップで、Jobsはユーザーからは見えない基盤の配線パターンを「これでは美しくない」と何度もやり直しさせた逸話もあります。
あなたのもてる力をすべてだし、完成させてください。それはきっとうまくいきます、信じてください。
#5: Flashから離れる
Steve JobsはFlashを好きではありませんでした。その理由はシンプルで、バグが多いからです。YouTubeの動画を見ていてブラウザがフリーズしたことはありませんか? こういったことはごく普通におきる問題で、Flashはこの10年の間に対応ができませんでした。
これからはHTML5が導入され、Flashはあまり必要ではなくなるでしょう。より多くの柔軟性とより少ないフラストレーションを可能にします。
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#6: フレンドリーに
フレンドリーですか? Appleは一時期、技術よりのカルトに見られていました。しかし、それは変化し、ユーザーフレンドリーでハッピーであることを打ち出しました。
もしAppleがフレンドリーでハッピーに思われているなら、あなたもきっと同じ気持ちになれます。
#7: グリッドの活用
Appleのサイトではグリッドが効果的に使われています。これはラインを厳密に設計し、すべての情報を読みやすくしています。グリッドの中にどのくらい詰め込んでいるかに関わらず、それは魅力的に見えます。
ポイントとなるのは、より広いエリアの広告を中央に配置し、ロゴやイメージによいアイデアがあり、ボックス状のレイアウトで、他のエリアのためにボーダーを伴ったグリッドのボックスを使うことです。
#8: Learn moreコンテンツ
Appleはサイトに教育の支援となる「Learn more」コンテンツを用意しています。これは、そのプロダクトをどのように使うべきかを教えるものです。
こういったコンテンツを用意することは、単にものを売るだけでない、ユーザーにとって非常に有用なものです。
#9: 一貫性
Appleはウェブサイトだけでなく、iTunesやMac OSなどのプロダクトにもグリッドシステムを採用しています。同様にiPad, iPhoneにも使われており、これはある種のシグネチャとなり、すぐにAppleのものであると識別が可能です。
こういった一貫性はスタイルを確立するのに非常に役立ち、人々から見て目立たせることができます。あなたのウェブサイトもプロダクトと同じスタイルを取り入れてみてください。
#10: ただのコマースサイトにしない
もちろんコマースサイトというのは、消費者に販売することを目的としてもので、他のプロダクトを買うように勧める機能をもっています。しかし、他になにかあるでしょうか?
Appleは多くのものを提供できることを証明しました。店内をうろうろする代わりに、それぞれのプロダクトに関する情報をフルカラーのプロダクトページで提供し、さらに最新のニュースと情報を得ることができます。そしてサイトのエリア全体から購入ページに行くこともできます。これはもう少しお金を使う場所を与える巧妙な方法です。
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