単調な背景にノイズをのせて繊細なテクスチャにするチュートリアル
Post on:2010年8月24日
Photoshopの標準機能だけを使って3ステップで、単調なベタ塗りの背景にノイズをのせて繊細なテクスチャにするチュートリアルを紹介します。
![サイトのキャプチャ](/wp-content/uploads-2010/2010082407.png)
Noise Texture in Photoshop
左:ベタ塗り、右:ノイズ有り
下記は各ポイントを意訳したものです。
1. ベースのレイヤーを作成
新規ファイルを作成し、新しいレイヤーを作ります。そのレイヤーにベースとなるカラーを塗ってください。下記は暗いグレー「#272727(原文:142e51)」にしています。
![チュートリアルのキャプチャ](/wp-content/uploads-2010/2010082406-01.png)
2. ノイズのレイヤーを作成
さらに新しいレイヤーを作成し、ホワイト(#ffffff)で塗ります。[フィルタ]-[ノイズ]-[ノイズを加える]を選択し、量を「15%(原文:25%)」にして「OK」ボタンをクリックします。
![チュートリアルのキャプチャ](/wp-content/uploads-2010/2010082406-02.png)
ノイズをグレースケールにします。[レイヤー]-[新規調整レイヤー]-[色相・彩度]を選択し、「彩度」を「-100」にします。
![チュートリアルのキャプチャ](/wp-content/uploads-2010/2010082406-03.png)
3. レイヤーのブレンド
作成した二つのレイヤーをブレンドします。ノイズのレイヤーを選択し、[イメージ]-[色調補正]-[階調の反転]を選択します。
次に、反転したレイヤーの「レイヤーモード」を「覆い焼き(リニア)」にし、不透明度を「45%」にします。
![チュートリアルのキャプチャ](/wp-content/uploads-2010/2010082406-04.png)
ベースとなるカラーが明るいものであれば、「レイヤーモード」を「乗算」にし、不透明度を調整してください。
![チュートリアルのキャプチャ](/wp-content/uploads-2010/2010082406-05.png)
4. Final
最終のイメージは下記のようになります。
![テクスチャのキャプチャ](/wp-content/uploads-2010/2010082407-01.png)
ノイズ有り、ベースカラー:暗いグレー「#272727」
![テクスチャのキャプチャ](/wp-content/uploads-2010/2010082407-02.png)
ノイズ無し、ベースカラー:暗いグレー「#272727」
![テクスチャのキャプチャ](/wp-content/uploads-2010/2010082408-01.png)
ノイズ有り、ベースカラー:明るいグレー「#dadada」
![テクスチャのキャプチャ](/wp-content/uploads-2010/2010082408-02.png)
ノイズ無し、ベースカラー:明るいグレー「#dadada」
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