グラデーションをより滑らかにするPhotoshopのチュートリアル

Photoshopを使用して、グラデーションを描いた時に濃淡の縞ができないように滑らかにするチュートリアルをslodiveから紹介します。

サイトのキャプチャ

How To Correct Banding In Your Gradients Using Photoshop

下記にチュートリアルのポイントをステップごとに紹介します。

Step 1

レイヤーにグラデーションを作成し、作業(確認)用にそのレイヤーをコピーします。

fig.1: Photoshopのキャプチャ

fig.1

Step 2

作業用のレイヤーを選択した状態で、[フィルタ]-[ぼかし]-[ぼかし(ガウス)]を適用します。

fig.2: Photoshopのキャプチャ

fig.2

Step 3

ぼかし(ガウス)の「半径」の数値は、グラデーションの色を変更しない程度に大きくします。

fig.3: Photoshopのキャプチャ

fig.3

Step 4

[Alt]キーを押しながら、レイヤーパレットの「新規レイヤーの作成」ボタンをクリックし、新規レイヤーのダイアログボックスを開きます。
「描画モード」は「オーバーレイ」、「オーバーレイの中間色で塗りつぶす」のチェックボックスはオンにし、「OK」ボタンをクリックします。

fig.4: Photoshopのキャプチャ

fig.4

Step 5

新しく作成したレイヤーに、[フィルタ]-[ノイズ]-[ノイズを加える]を適用します。

fig.5: Photoshopのキャプチャ

fig.5

Step 6

ノイズの「量」は、グラデーションによって異なります。多すぎるとざらっとした感じになるので、少なめの量で調整します。
量が多すぎた場合は、このノイズのレイヤーの不透明度を下げることもできます。

fig.6: Photoshopのキャプチャ

fig.6

Step 7

最後のステップです。
エッジにハードさが残る場合は、ノイズレイヤーにマスクモードを適用し、ソフトタイプのブラシで一様になるようにします。

fig.7: Photoshopのキャプチャ

fig.7

Finish

左がビフォー(適用無し)、右はアフター(適用有り)です。
ぼかしやノイズの量はチュートリアルと同じです(微調整無し)。

ビフォーとアフターのキャプチャ

左:ビフォー、右:アフター

僕がやったらこんなもんですが、デザイナーがやるともっと滑らかになるのではと思います。

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