グラデーションをより滑らかにするPhotoshopのチュートリアル
Post on:2009年9月14日
Photoshopを使用して、グラデーションを描いた時に濃淡の縞ができないように滑らかにするチュートリアルをslodiveから紹介します。
![サイトのキャプチャ](/wp-content/uploads-2009-2d/2009091401.png)
How To Correct Banding In Your Gradients Using Photoshop
下記にチュートリアルのポイントをステップごとに紹介します。
Step 1
レイヤーにグラデーションを作成し、作業(確認)用にそのレイヤーをコピーします。
![fig.1: Photoshopのキャプチャ](/wp-content/uploads-2009-2d/2009091401-01.png)
fig.1
Step 2
作業用のレイヤーを選択した状態で、[フィルタ]-[ぼかし]-[ぼかし(ガウス)]を適用します。
![fig.2: Photoshopのキャプチャ](/wp-content/uploads-2009-2d/2009091401-02.png)
fig.2
Step 3
ぼかし(ガウス)の「半径」の数値は、グラデーションの色を変更しない程度に大きくします。
![fig.3: Photoshopのキャプチャ](/wp-content/uploads-2009-2d/2009091401-03.png)
fig.3
Step 4
[Alt]キーを押しながら、レイヤーパレットの「新規レイヤーの作成」ボタンをクリックし、新規レイヤーのダイアログボックスを開きます。
「描画モード」は「オーバーレイ」、「オーバーレイの中間色で塗りつぶす」のチェックボックスはオンにし、「OK」ボタンをクリックします。
![fig.4: Photoshopのキャプチャ](/wp-content/uploads-2009-2d/2009091401-04.png)
fig.4
Step 5
新しく作成したレイヤーに、[フィルタ]-[ノイズ]-[ノイズを加える]を適用します。
![fig.5: Photoshopのキャプチャ](/wp-content/uploads-2009-2d/2009091401-05.png)
fig.5
Step 6
ノイズの「量」は、グラデーションによって異なります。多すぎるとざらっとした感じになるので、少なめの量で調整します。
量が多すぎた場合は、このノイズのレイヤーの不透明度を下げることもできます。
![fig.6: Photoshopのキャプチャ](/wp-content/uploads-2009-2d/2009091401-06.png)
fig.6
Step 7
最後のステップです。
エッジにハードさが残る場合は、ノイズレイヤーにマスクモードを適用し、ソフトタイプのブラシで一様になるようにします。
![fig.7: Photoshopのキャプチャ](/wp-content/uploads-2009-2d/2009091401-07.png)
fig.7
Finish
左がビフォー(適用無し)、右はアフター(適用有り)です。
ぼかしやノイズの量はチュートリアルと同じです(微調整無し)。
![ビフォーとアフターのキャプチャ](/wp-content/uploads-2009-2d/2009091402.png)
左:ビフォー、右:アフター
僕がやったらこんなもんですが、デザイナーがやるともっと滑らかになるのではと思います。
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