Webサイトのガイドライン作成に欠かせないPhotoshopの機能拡張が嬉しいバージョンアップ!アートボードにも対応 -Ink
Post on:2015年12月10日
PSDのレイヤーに配置した要素のサイズやエフェクトやフォントなどの情報を1クリックで書き出すPhotoshopのプラグイン「Ink」が機能を強化してバージョンアップしました。
Inkは無料で利用でき、Photoshop CC2015/CC/CS6に対応しています。
↓のブルーの箇所は、Inkで1クリックで作成できます。
Inkの特徴
ページのレイアウトや要素のサイズ、形、カラー、エフェクト、フォントの種類・サイズなど、指定したレイヤー上のさまざまな情報を1クリックでドキュメント化します。
指示書、ガイドラインやスタイルガイドなどの作成が驚くほど、楽になりますね。
しかもInkは、1.5からアートボードにも対応!
※最新版は、1.5.3(2015/12/9 公開)
アートボードにも対応
Inkのインストール
CC2015のインストールは以前の方法から変わり、少し面倒になりましたが、問題なく利用できます。
※CC, CS6は「Ink.zxp」をダブルクリックし、指示に従うだけでインストールできます。
まずは、下記ページから「Ink.zip」をダウンロードします。
CC2015にインストールしたので、その手順を。
- ダウンロードした「Ink.1.5.3.zip」を解凍します。
- CC2015で利用する時は、「Ink.1.5.3」内の「Photoshop CC 2015」フォルダを開きます。
- 「Photoshop CC 2015」フォルダ内の「Ink.zip」を解凍します。
※フォルダの中身は変更しないでください。 - 解凍したInkフォルダを移動するフォルダを開きます。
OS X: ライブラリ\Application Support\Adobe\CEP\extensions\
Win 64: C:\Program Files (x86)\Common Files\Adobe\CEP\extensions\
Win 32: C:\Program Files\Common Files\Adobe\CEP\extensions\ - 「extensions」フォルダ内に「Ink」フォルダを移動します。
※「extensions」フォルダが無い場合は、「CEP」内に作成します。 - Photoshopを再起動します。
- メニューの[ウインドウ - エクステンション]から「Ink」を選択すると、パネルが起動します。
※インストール時は、フォルダ内の「IMPORTANT.txt」を必ずご確認ください。
インストールしたInkのパネル
Inkの使い方
Inkの使い方は、簡単です。
まずは、PSDを用意してください。
用意したPSD
メニューの[ウインドウ - エクステンション]から「Ink」を起動します。
Inkのパネル
情報を書き出したいレイヤーを指定し、インクマークのボタンをクリックします。
サイズは幅だけ高さだけ、情報はカラーだけエフェクトだけ、そして選択範囲だけを書き出すこともできます。
Inkで各要素の情報を書き出し
書き出された情報は「_ink」フォルダにまとめられています。
Inkで作成されたレイヤー
パネルの3つのタブでは、書き出す項目とデザインが変更できます。
Inkのオプション
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