2014年後半、現在これからのWebデザインのトレンドと制作動向を知る26のキーワード
Post on:2014年9月3日
Webデザインのトレンドを知っておくことは、今そしてこれからWebサイトを制作する上で非常に大切な情報です。廃れていくものを採用するのではなく、今求められているもの、これから伸びるものを取り入れることで、Webサイトは長く幸せな時をおくることができます。
現在のWebデザインのトレンドと制作動向を知り、これからの傾向を探ったまとめを紹介します。
Improving on Existing Web Design Trends
下記は各ポイントを意訳したものです。
※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様に許可を得て翻訳しています。
トレンドを探るキーワードは全部で、26個。
- デザインはより時間をかけ、コーディングはより少なく
- オープンソース
- よさそうに見えるWebデザイン
- ミニマリズムの進化
- スクロールが好まれ、クリックは減少傾向
- テキストはより少なく
- 明るい爽やかなカラー
- ユーザー目線
- シンメトリカルなレイアウト
- コンテンツからデザインを切り離す
- パステルカラー
- 写真画像は少なめ、ベクターが多めの傾向
- 物理ベースのアニメーション
- パララックス
- フラットデザイン
- 折り紙スタイル
- Material Design
- Bootstrapは増加傾向
- マルチレイヤーのアニメーション
- ゲーミフィケーション
- インタラクティブなフォーム
- コンテンツのホバーとクリックが可能な動画背景
- モバイル向けみたいなメニュー
- CSSとJavaScriptを使って進歩したレスポンシブ
- デザインアプローチ:センター揃え
- シンプルさに加えるもの
デザインはより時間をかけ、コーディングはより少なく
デザインコミュニティで今活発に議論されているのは、コーディングのパートはより少なく、デザインのパートをもっと多くしようです。これは、複雑なコーディングを苦手な人には大きいニュースです。確かに、最近では多くのフレームワークがリリースされ、ゼロからコードを書く必要は少なくなりました。
イメージ画像(credit: Bigstockphoto)
オープンソース
このポイントも実はデザイナーに大きな影響を与えます。多くの人は、Webデザインのオープンソース化は繁栄に繋がると考えています。
よさそうに見えるWebデザイン
次の動向は、さまざまなビジネスにおいて、Webの存在がさらに重要になっていることです。マーケットは内容はもちろんのこと、きれいで目立つWebデザインへの要求がいっそう高くなっています。同様に軽量化や高速化といった技術も求められています。
ミニマリズムの進化
ミニマリズムはWebデザインにおいて広く浸透しており、他のトレンドが無くなったとしてもこれだけは残るはずです。ミニマリズムの重要性はもはや説明は不要でしょう。最近の使い方としては、よりシンプルなものが好まれています。
スクロールが好まれ、クリックは減少傾向
スクロールは最近増えた無限スクロールのページなど、ユーザーに好まれる傾向にあります。それどころかコンテンツにより興味をもってもらうことにも繋がっています。クリック可能なボタンは、多くのボタンデザインがユーザーを混乱させています。もしボタンをクリックさせることを必要とするなら、それにユーザーの目が向くようデザインした方が良いです。極端に言うと、ボタン一つだけのWebサイトは、いくつかのゴールとその数だけのボタンを備えたWebサイトよりずっと効率的です。
テキストはより少なく
テキストは可能な限り、少なくしたものが増えてきました。この傾向はユーザーが閲覧時間の節約を好むことと合致します。素早くユーザーにメッセージを伝えるために、テキストをより短くすることは理にかなっています。
明るい爽やかなカラー
明るい爽やかなカラーを重要な情報を強調するために使用することは、特にクリーンなレイアウトで映え、良い傾向です。
ユーザー目線
ことをよりシンプルにすることは、あなたがユーザーのことを気にしているかを示します。このことは現在、そしてこれから先も伸びる傾向でしょう。
シンメトリカルなレイアウト
対称と非対称は、Webデザインにおいて重要な役割を果たします。対称のシンメトリカルなレイアウトは馴染みがあり、ユーザーに信頼感を与えます。コミュニティではこのテクニックを使うと、デザインをより魅力的に見せると考えらています。レイアウトを魅力的にしたい時は、対称や黄金比などを思い出してみてください。
コンテンツからデザインを切り離す
このことは、コスト減少のためにデザインがユニバーサルになり続けることを意味します。
パステルカラー
パステル調の色合いは流行廃りなく好まれており、デザイナーもどんな年でも一回は使用していることでしょう。このリストにパステルを加えたことはごく当たり前のことです。
写真画像は少なめ、ベクターが多めの傾向
これは現在不可欠となったレスポンシブデザインと関係があることは明白です。ここではレスポンシブの重要性を議論しようとは思いません。複数のデバイスを考慮した際、画像をどのように扱うかは非常に重要で、デバイスごとに最適なサイズの画像を用意するのがベストです。ベクターであればこの問題は簡単で、一つのファイルでさまざまなデバイスに応じて表示することができます。
物理ベースのアニメーション
物理ベースのアニメーションは、動きの正確さや安定性で視覚的に魅力を与えます。デザインの美的アピールだけでなく、細部にも素晴らしいアニメーションを取り入れられ、ユーザーに動機付けを与えられます。
パララックス
パララックスはコンテンツと背景など異なるタイミングでスクロールさせ、奥行きの錯覚をユーザーに与えます。テクニック自体は昔のアニメなどに昔から使われてきましたが、最近ではスクロール前提のWebページに多く利用されています。
フラットデザイン
フラットデザインのような最新のトレンドは、しばらくの間消えることはありません。あなたのデザインに安心して採用してください。
折り紙スタイル
折り紙のスタイルは更に進化するかもしれません。今はまだ創設期であることが、その証明です。
credit: Origami flower
Material Design
Googleが提唱する、可読性の高いデザインを提供するための新たなUXデザインです。もしそのゴールと原則をもっと知ることを望むなら、リンク先を見てみてください。
Bootstrapは増加傾向
Bootstrapは誰もが知っており、最も人気が高いHTML/CSS/JavaScriptのフレームワークといっていいでしょう。レスポンシブ、モバイルファーストなど、今時のWebのプロジェクトをより速く、より簡単にします。
マルチレイヤーのアニメーション
異なる複数のレイヤー上にイラストや写真などを配置し、アニメーションさせます。動画を見てみてください、きっとよい刺激になります!
Umotion 2D Multilayer Animation
ゲーミフィケーション
ゲーミフィケーションとはユーザー参加型のゲームのことで、それにチャレンジしたり賞をもらえることで、ユーザーは興奮し、意欲がかき立てられるコンテンツです。ユーザーはサイト上で楽しんだり幸せな体験を得られます。
インタラクティブなフォーム
インタラクティブなフォームでは質問と空欄を単に並べるだけでなく、選ぶべきいくつかの答えを提供し、ユーザーが簡単に答えられるよう設計されたものです。
コンテンツのホバーとクリックが可能な動画背景
動画を背景にしても、その上のコンテンツでホバーとクリックを可能にすることができます。下のリンクを辿ってみてください。
モバイル向けみたいなメニュー
モバイル向けにデザインされたようなメニューをデスクトップで使います。デスクトップを前提にするのではなく、さまざまなスクリーンサイズを前提にデザインすることは非常に大切です。
CSSとJavaScriptを使って進歩したレスポンシブ
さまざまなスクリーンサイズを想定して、Webサイトを制作することはWeb開発のテクニックと共に進化しています。制作者は少しでもより簡単に、より良い方法を探し、見つけ出します。
デザインアプローチ:センター揃え
フラットなデザイン、かっこいいタイポグラフィ、美しい写真などは、クライアントやデザイナーの好みではなく、ターゲットとなるユーザーに依存するべきです。センター揃えというデザインアプローチを行い、それに続いてユーザビリティテストを行います。
シンプルさに加えるもの
Webデザインには不変のものがあります。UIがシンプルであること、それだけでそのWebサイトは成功への多くのチャンスを持っています。最近ではそれにストーリーテリングを加えることでより魅力的に見せています。
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