Photoshopのレイヤーパネルでの面倒な作業をいろいろ便利にする機能拡張
Post on:2014年1月16日
複数のレイヤーの名前を同時に変更したり、空のレイヤーを1クリックで全て削除したり、スマートオブジェクトを一括でラスタライズしたりなど、Photoshopのレイヤーパネルでの面倒な作業をいろいろ便利にする機能拡張を紹介します。
機能拡張は無料で利用でき、Photoshop CC/CS6に対応しています。
Layrsの機能
Layrsが備えている機能は、全部で5つ。
制作時に役立つものから、コーダーに渡すために仕上げる時にも役立つものが揃っています。
- Layer Name Editor
- 複数のレイヤーの名前の先頭や末尾に文字を加えたり、置換します。
- Remove Unused Effects
- 使用していないエフェクトを削除します。
- Flatten All Layers Effects
- レイヤーのエフェクトをフラットにします。
- Delete Empty Layers
- 空のレイヤーを削除します。
- Rasterize Smart Objects
- スマートオブジェクトをラスタライズします。
Layrsのインストール
まずは、インストーラーをサイトからダウンロードします。
Photoshop CC用とCS6用が用意されています。
CS 6にインストールしたので、その手順を。
- ダウンロードしたファイルを解凍し、「Layrs CS6.zxp」をダブルクリックします。
- Adobe Extension Managerが起動するので、指示に従いインストールします。
- Photoshopを再起動します。
- メニューの[ウインドウ - エクステンション]から「Layrs 6」を選択すると、パネルが起動します。
PhotoshopにインストールしたLayrsのパネル
Layrsの使い方
一番目の「Layer Name Editor」を例に使い方を簡単に紹介します。
「Layer Name Editor」は複数のレイヤーの名前を変更することができます。まずは、変更したいレイヤーを選択します。
ページのレイヤーパネル
Layrsパネルから「Layer Name Editor」を選択します。
Layrsパネル
「Append」は後に、「Prepend」は前に、「Replace」は置換です。
ここでは指定した複数のレイヤー全ての前に「仮-」を追加します。
指定したレイヤーの前に「仮-」を追加
「OK」ボタンをクリックすると、指定したレイヤー(フォルダ内全て)に「仮-」が追加されます。
「仮-」が全てに追加されました
sponsors