Appleのデザインは奥が深い!チーズはハンバーガーのどこに置くべきか

チーズはハンバーガーのどこに置くべきでしょうか?

AppleとGooleのハンバーガーの絵文字はTwitterでかなり話題になっていました。各社のハンバーガーや味といった観点からではなく、デザイン面からこの違いを解説した記事を紹介します。

AppleとGoogleのハンバーガーの絵文字

Hamburger Emoji (🍔) War: Why Is Apple Right

下記は各ポイントを意訳したものです。
※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。

2つのハンバーガーの絵文字

Twitterで「Appleはパティ(肉)の上にチーズがあるのに、Goolgeはなぜパティの下にチーズがあるのか」と指摘され、GoogleのCEO、Sundar Pichai氏は、「我々のを取り下げる」とツイートしました。

サイトのキャプチャ

Sundar Pichai‏氏のツイート

この件はThe Vergeで最初に見かけました。そこではこの2つのハンバーガーの絵文字の違いは、各社のハンバーガーやハンバーガーの味覚の観点で討論されていました。
しかし、私は料理とは関係ない理由もあると思います。

答えは、カラーのコントラストです

それぞれのハンバーガーのカラーを単純化すると、それがよく分かります。

AppleとGoogleのハンバーガーの絵文字

カラーの単純化

Googleの絵文字ではイエロー(チーズ)とオレンジ(下のバンズ)と同様に、レッドとブラウンも並んで配置されているのが問題のポイントです。これらのカラーは近接させるにはそれぞれの色が近すぎます。
一方、Appleの絵文字ではチーズの位置が異なり、イエローはレッドとブラウンの良い緩和剤になっています。また、オレンジのバンズに近接することも防いでいます。

Appleのデザインはさらにもうひと工夫されています。パティには少し焦げた濃いカラーが使われています。その理由は、コントラストです。すぐ下のパティを濃いカラーにすることで、チーズはより目立つようデザインされています。

コントラストが機能するようにデザインするのは、なぜ重要だと思いますか?
その理由は絵文字のデザインだからです。絵文字は非常に小さい状態で利用されます。
小さい状態でどのように見えるかシミュレートしてみます。

AppleとGoogleのハンバーガーの絵文字

小さい状態での見え方

もちろん視力が優れている人は小さくてもくっきり見えるでしょう。ここでは違いを強調するために、ぼかしました。

小さいものや遠いものを見るとき、人の目にはぼんやりと見えます(目が悪い人はさらにぼやけます)。Appleの絵文字はそのような条件でも、ハンバーガーであると認識できます。しかし、Googleの絵文字はカラーがまざった塊にしか見えません。特に、チーズのイエローとバンズのオレンジは区別がつきません。トマトのレッドとパティのブラウンも一緒になって見えます。
しかし、チーズを上に移動するだけで、これらの問題が解消されます。

この問題は、ハンバーガーの味やハンバーガーが実際どうなっているかは重要ではありません。美味しそうなハンバーガーをデザインしても、絵文字では味は分かりません。

デザインは単にどのように見えて、それがどのように感じられるかだけではありません。デザインとはそれがどのように機能しているのかが重要です。

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