[CSS]画像のキャプションを省スペースにさりげなく表示させるスタイルシート
Post on:2011年4月11日
画像にマウスをホバーさせると、キャプションがアニメーションでスライド表示される省スペース用エフェクトを実装するスタイルシートのチュートリアルを紹介します。
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キャプションをスライド表示させる画像のデモ
デモでは、画像ごとに異なる方向から異なる位置にキャプションがスライド表示されます。
スライドは、CSS3 transitionに対応したブラウザ(Chrome, Safari, Opera)ではアニメーションで表示し、非対応ブラウザ(Firefox3)ではアニメーション無しで表示されます。
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以下は元記事の各ポイントを意訳したものです。
なぜ、このようなエフェクトをするのでしょう?
それはレイアウトのスペースを節約するためです。そして、キャプションの存在は画像からユーザーの気を散らしてしまうこともあります。
もし、あなたがこういったエフェクトが好きでないなら、これは使わないでください。
HTML5 の構造
キャプションを伴った画像を配置するだけのシンプルなマークアップです。
HTML5
<figure> <img src="yay.jpg" alt=""> <figcaption> yay!!! </figcaption> </figure>
CSSの構造
画像とキャプションを内包しているfigure要素は「display: block;」にします。
また、「position:relative;」でどんな追加のスペースでもとれるようにし、「overflow:hidden;」で画像からキャプションがはみ出したら隠します。
CSS
figure { display: block; position: relative; overflow: hidden; } figcaption { position: absolute; background: rgba(0,0,0,0.75); color: white; padding: 10px 20px; }
スライドのアクション
画像にロールーバーすると、キャプションをスライド表示するだけでなく、キャプションを隠す必要もあります。隠すのには、不透明度を使用します。
また、スライド表示にはtransitionを使用して、アニメーションにします。
CSS
figcaption { position: absolute; background: rgba(0,0,0,0.75); color: white; padding: 10px 20px; opacity: 0; bottom: 0; left: -30%; -webkit-transition: all 0.6s ease; -moz-transition: all 0.6s ease; -o-transition: all 0.6s ease; } figure:hover figcaption { opacity: 1; left: 0; }
オプション
デモでは画像ごとに位置とスライドの方向が異なっています。
これは、単にfigure要素にclassを加えて、実装しています。
HTML5
<figure class="cap-top">
CSS
.cap-left figcaption { bottom: 0; left: -30%; } .cap-left:hover figcaption { left: 0; } .cap-right figcaption { bottom: 0; right: -30%; } .cap-right:hover figcaption { right: 0; } .cap-top figcaption { left: 0; top: -30%; } .cap-top:hover figcaption { top: 0; } .cap-bot figcaption { left: 0; bottom: -30%;} .cap-bot:hover figcaption { bottom: 0; }
キャプションの存在をユーザーに伝える
画像にロールオーバーしない限り、ユーザーはキャプションがあることを理解できないでしょう。そこで、クエスチョンマーク(?)を画像に配置し、キャプションがあることを明示します。
実装は、クエスチョンマーク(?)を配置するのはセマンティックではないので、疑似要素を使用して生成します。
CSS
figure:before { content: "?"; position: absolute; background: rgba(255,255,255,0.75); color: black; width: 24px; height: 24px; -webkit-border-radius: 12px; -moz-border-radius: 12px; border-radius: 12px; text-align: center; font-size: 14px; line-height: 24px; /* Only Fx 4 supporting transitions on psuedo elements so far... */ -webkit-transition: all 0.6s ease; -moz-transition: all 0.6s ease; -o-transition: all 0.6s ease; opacity: 0.75; } figure:hover:before { opacity: 0; }
この配置もclass名に依存して、位置が変更されるようにします。それぞれの配置はキャプションがスライドするコーナーに配置しました。
CSS
.cap-left:before { bottom: 10px; left: 10px; }
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