JavaScriptのリンクもチェックできるリンクチェッカー「Xenu」
Post on:2007年7月4日
ページのリンクをチェックするソフトウェア「Xenu」の紹介です。
Xenuはフリーウェアで、再帰的にリンクや画像などのリンク切れをチェックできるソフトウェアです。
Xenu の特徴
- フリーウェア
- 通常のリンクをはじめ、画像、フレーム、プラグイン、背景、イメージマップ、スタイルシート、スクリプト、Javaアプレットなどのリンク切れのチェックが可能
- ルートを指定すると、再帰的に全てのページのリンクチェックが可能
- リンク検証後のレポートを作成
- SSL(https://)のサイトに対応
- リダイレクトに対応
- ローカルファイルのリンク検証が可能
詳しくは、XenuサイトのDescriptionを参照ください。
検証後にtitle要素などの日本語は文字化けしますが、リンクチェックの機能に支障はありません。
Xenu のインストール
- 下記ページより、Xenuをダウンロードします。
Xenu Donwload - ダウンロードした「XENU.ZIP」を解凍し、「setup.exe」をクリックして、インストールします。
- インストール時には、インストール先のフォルダ変更やアイコン作成の有無の設定だけで、特別な設定は必要ありません。
Xenu(1.2i) の使い方
- Xenuを起動します。
- [File - Check URL] をクリックすると、「Xenu's starting point」画面が開きます。
- 「Xenu's starting point」画面の一番上のテキストエリアに、リンクの検証をするURLを記入します。
例://coliss.com
※ローカルファイルを検証する場合は、「Local file」をクリックし、ファイルを選択します。 - 「OK」ボタンをクリックすると、リンクチェックが始まります。
※特別な設定は必要ありませんが、この画面でさまざまな設定を変更することができます。 - ステータスバーに進行状況が表示されるので、終了するまで待ちます。
- リンクチェックの終了後、レポート作成の有無のダイアログが表示されます。
レポート作成を行わなくても、下記のリンクチェックの結果一覧が表示されます。レポートは後で作成することも可能です。
- 結果画面で、緑色(Status:ok)はリンクが正常、赤色(Status:no)はリンク切れです。
Xenu でJavaScriptで記述したリンクをチェックする
Xenuの標準設定では、JavaScriptで記述したリンクをチェックすることができないため、設定を変更します。
例:a href="javascript:popWindow(URL)"
参考ページ:Handling javascript links
上記ページに掲載されている例ではNGな場合があったため、下記のテキストを「Xenu.ini」の[Options] に記述し、Xenuを再起動して使用します。
例:a href="javascript:void window.open(URL)"
Xenu.iniの[Options] に記述
Javascript=[Jj]ava[Ss]cript: *[_a-zA-Z0-9 .]+ *( *['"]((/|ftp://|https?://)[^'"]+)['"]
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