ブログのタイトルや見出しを効果的にする!キャッチコピーを書くための基礎テクニック
Post on:2017年3月10日
ブログやサイトのタイトル・見出しの文言は、非常に大切です。
ビジターはそこにある言葉を見て、興味を引かれれば、コンテンツを読んでみようという気になります。また、ソーシャルサービスでも記事のタイトルだけ掲載されることが多く、その言葉が強い印象を与えるほど、興味を引かれます。
ユーザーの興味を引くキャッチコピーを書くための基礎テクニックを紹介します。
コピーライティングの上達方法
- Web・TV・雑誌・街中で気になった広告(言葉)を写真やメモで記録する。
- 気になるグラフィックを言語化してみる。
- 語彙を増やす。
- 言葉の組み合わせをパターン化してみる。
- いつでも使えるように、ストック化しておく。
- 書いたら、第三者にレビューしてもらう。
- 感想をもらったら、改善していく。
言葉の引き出しを増やすための便利なオンラインツールもあります。
キャッチコピーを書くための基礎テクニック
まずは、タイトルや見出しとして「全体やその章を要約したもの」を記載します。そして「要約したこと」に興味を持ってもらうためのキャッチコピーを考えます。
キャッチコピーとは、言葉の通り「キャッチ」することが目的です。ユーザーに興味をつかむ(キャッチする)際のポイントになる言葉の使い方を紹介します。
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- 効果を具体的に細かく書く
- 整腸効果 → 「下痢に効く」
痩身効果 → 「二の腕が細く」
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- 具体的な数値を出す
- 「高濃度22mg」
「92.8%がよいといってます」
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- 置換をすることでよく見せる
- 「レモン100個分」
「1食あたり18円」
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- 簡単さを出す
- 「誰でもできる」
「たったの1ヵ月で」
「1日5分で」
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- メリットをベネフィットに
- 下痢に効く → 「急な腹痛がきても安心」
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- 限定感を出す
- 「今だけ」
「ココだけ」
「ほかでは手に入らない」
「本日最終日」
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- トレンド感を出す
- 「ハリウッドセレブが」
「○○でNo.1」
「インスタグラムで話題」
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- 時間を使う
- 「132年間変わらない味」
「3ヵ月の熟成期間」
「職人が1ヵ月かけて」
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- 新しい言葉を使う
- 「○○菌」
「○○製法」
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- 問い掛けにしてみる
- 「知ってますか?」
「いくつ知ってる?」
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- 類似語を調べる
- ダイエット → シェイプアップ・カラダを絞る・脂肪を燃やす
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- 語源を調べてみる
- 英語の「diet」は、「生活様式」を意味するギリシャ語「diata」から、「日常の食べ物」という意味に転じた言葉。そこから、「肥満」などに対する、「食事療法」や「治療法」といった意味を持つようになった。
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- 「新しい!」「テクニック!」「秘密!」などを使ってみる
- 最後に「!」を入れる。
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- Google検索を使う
- サジェストの2ワード目と3ワード目を使ってキャッチコピーを考えてみる。
執筆: タナカミノル(株式会社ピクルス)
上記は、「Webディレクションの新・標準ルール」から転載、およびWeb用に加筆修正したものです。ブログを書く際のタイトルや見出しにも役立つと思い、執筆者および出版社に掲載許諾をいただきました。
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紹介記事: Webディレクターが役割をしっかり果たさないとプロジェクトが進まない -Webディレクションの新・標準ルール
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