[JS]ありそうでなかった!スクロールエフェクトのベースになるさまざまな値を取得するシンプルな超軽量スクリプト -roll.js
Post on:2015年11月19日
縦長ページのスクロールを利用したエフェクトに必要なさまざまな値、スクロール量、ポジション、ページネーションなどを正確に取得することに特化された超軽量(3kb gzip)のスクリプトを紹介します。
作者様曰く、これ系のシンプルなライブラリがなかったから作った!とのことです。
roll.jsのデモ
デモは、縦長ページにDOM要素を配置したものとCanvasを使ったものがあります。
まずは、DOM要素のデモ。
寿司ネタが配置された縦長ページで、5つのセクションに分けられています。
スクロールすると、各DOM要素にエフェクトが適用されます。
2枚目までスクロール
表示エリアのサイズ、ページ全体のサイズ、セクション間のサイズを元に、現在表示されている位置・スクロール量・全体からの分量・セクションからの分量をスクロールに応じて取得できます。
各数値
デモはもう一つあります。
Canvas版では、値の取得がどのようになっているのかが分かると思います。
roll.jsの使い方
Step 1: 外部ファイル
当スクリプトを外部ファイルとして記述します。
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<head> ... <script type="text/javascript" src="../dist/roll.min.js"></script> </head> |
Step 2: HTML
HTMLは、普通の縦長ページを作成する感じでOKです。
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<div id="roll"> <div id="steps"> <div id="s0" class="step">Hello</div> <div id="s1" class="step">World</div> <div id="s2" class="step">How's it going</div> </div> <div id="viewport"> <div id="pane"></div> </div> </div> |
Step 3: JavaScript
スクリプトの基本書式は、下記のようになります。
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Roll.DOM( viewportID, scrollpaneID, stepsID, stepClass, padding) |
上記のHTMLで、#viewportのDOM要素は下記のように設定します。
1 |
var roll = Roll.DOM("#viewport", "#pane", "#steps", ".step", 100 ); |
イベントを設定する時は、下記のようになります。
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roll.on( "roll", function(step, currProgress, currPosition, totalProgress) { // implement your logic here }) roll.on( "step", function(curr, last) { // implement your logic here }) |
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