[JS]ユーザーがどのようにスクロールしてページを見ているかGoogle Analyticsで解析できるスクリプト -Scroll Depth
Post on:2014年2月28日
ユーザーがページを見た際に、どのくらいスクロールされているのか、また指定した要素がスクロールされて表示されるまでにどのくらいかかるのか、といったデータをGoogle Analytics上で解析できるようにするjQueryのプラグインを紹介します。
実装は簡単、ほんの数行ページに加えるだけです。
Scroll Depth
Scroll Depth -GitHub
Scroll Depthのデモ
Scroll Depthは、Universal Analytics, Classic Google Analyticsに対応しており、Google Tag Managerもサポートしています。
対応ブラウザは、Chrome, Safari, Firefox, Opera, IE7-10で、スマフォもiOS, Mobile Opera, Android emulatorで動作テストを行っているとのことです。
スクロールで解析するのは大きく分けて2点。
- ページの長さはパーセント(25%, 50%, 75%, 100%)
- 指定したDOM要素(<footer>や.contentなど)
デモでは、ページの長さのパーセントが左に表示されています。
Scroll Depthの使い方
Step 1: Scroll Depthの設置
Google Analyticsのトラッキングコードの下に、以下を記述するだけ。
... <!-- Google Analytics tracking code --> <script src="jquery-1.10.2.min.js"></script> <script src="jquery.scrolldepth.js"></script> <script> $(function() { $.scrollDepth(); }); </script>
スクリプトのオプション
- minHeight (default: 0)
- トラッキングをする最小の高さ
- elements (default: empty)
- 指定した要素のスクロールイベント
- percentage (default: true)
- スクロールした量のパーセントでのトラッキングの有無
特定のDOM要素だけをトラッキングしたい時はfalse
例えば、スクロールイベントを2,000px以降、ビューポイントに「#comments」と「footer」が表示されるまでをトラッキングする時は、こんな感じに。
$.scrollDepth({ minHeight: 2000, elements: ['#comments', 'footer'] percentage: false });
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