[JS]チョー簡単にサイトをAJAX対応にするスクリプト -com.bydust.ajax
Post on:2008年11月10日
com.bydust.ajaxは、スタティックなサイトでもWordPressのようなサイトでも、ページ全体のロードをせずに必要な箇所のみロードして表示するAJAX対応にするスクリプトです。
デモサイトでは、右のナビゲーションや各記事のタイトルをクリックすると、通常のページ遷移とは異なり必要な箇所のみ非同期通信を行い表示します。
※外部リンクなどは自動認識して、別ウインドウで表示します。
サイトをAJAX対応にする方法
サイトをAJAX対応にする基本的なスクリプトの設置方法は、下記の通りです。
下記は、対象となる全ページに適用します。
- ダウンロードした2つのスクリプト(com.bydust.ajax.js, com.bydust.array.js)を外部スクリプトとして記述します。
- HTMLの基本構造は、「id="page"」を親要素として、「id="content"」「id="sidebar"」のコンテンツとサイドバーを並列に配置します。
※コメント(begin, end)は必須です。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 |
<textarea name="code" class="html" cols="60" rows="5"> <div id="page"> <div id="content"> <!-- begin content --> *your primary content* <!-- end content --> </div> <div id="sidebar"> <!-- begin sidebar --> *your secondary content* <!-- end sidebar --> </div> </div> </textarea> |
- 下記のスクリプトを記述します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
<textarea name="code" class="html" cols="60" rows="5"> <script type="text/javascript"> window.onload = function(){ var refreshed_content = Array('!content','sidebar'); // you need to mark your primary area with a "!". // you can add as many secondary area's as you like, for example // var refreshed_content = Array('!content','sidebar', 'navigation', 'another_area'); bda.start(refreshed_content); // initiate the script } </script> </textarea> |
- 以上で、完了です。
WordPressをAJAX対応にする方法
com.bydust.ajaxは、WordPressのテーマファイルにも簡単にAJAX対応に変更できます。
以下、「WordPress Classic」への設置方法です。
- ダウンロードした2つのスクリプト(com.bydust.ajax.js, com.bydust.array.js)を外部スクリプトとして「header.php」に記述します。
- 下記のスクリプトを「header.php」に記述します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
<textarea name="code" class="html" cols="60" rows="5"> <script type="text/javascript"> window.onload = function(){ var refreshed_content = Array('!content','sidebar'); // you need to mark your primary area with a "!". // you can add as many secondary area's as you like, for example // var refreshed_content = Array('!content','sidebar', 'navigation', 'another_area'); bda.start(refreshed_content); // initiate the script } </script> </textarea> |
- 次に、親要素「id="page"」を設置します。
「header.php」の「<div id="content">」の前に、「<div id="page"><!–– begin content ––>」を記述します。
「footer.php」の「<!–– end content ––><p class="credit">」の前に、「</div>」を記述します。 - 最後に「sidebar」を修正します。
「sidebar.php」の「<div id="menu">」を<div id="sidebar">に変更し、「<!–– begin sidebar ––>」を記述します。
一番下にある「</div>」の前に「<!–– end sidebar ––>」を記述します。
「style.css」内の「menu」の箇所を全て、「sidebar」に変更します。
- 以上で、完了です。
WordPressに設置する際の補足
- contentやsidebarの前後に記述するコメントは、スペースを含め正確に記述する必要があります。
- 「WordPress Classic」のように「index.php」でアーカイブやシングルやページを表示する以外のテーマファイルに設置する場合は、「archive.php, page.php, single.php」など全てのファイルに記述をします。
- 「WordPress Classic」の「 id="menu"」を変更しない場合は、「header.php」のスクリプトに「var refreshed_content = Array('!content','menu');」と記述し、コメントの「sidebar」を「menu」にして記述します。
- WorsPress Classicの差分ファイルです。
Classicの差分ファイル
スクリプト(com.bydust.ajax.js, com.bydust.array.js)は本家からダウンロードしてください。 - 3カラムでテストした「Writer's Quill」の差分ファイルです。
Writer's Quillの差分ファイル
スクリプト(com.bydust.ajax.js, com.bydust.array.js)は本家からダウンロードしてください。
sponsors