normalize.css 8.0.0がリリース!古いブラウザはサポート対象外になり、大幅に軽量化

利用しているWeb制作者も多いと思います。
normalize.cssがアップデートし、8.0.0がリリースされました。

IE9以下をはじめとする古いブラウザのサポートがなくなったので、大幅に軽量化されています。v6.0.0は2.2KB、v7.0.0は2.3KBだったのが、v8.0.0で1.8KBです。

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normalize.css -GitHub

normalize.css 8.0.0の変更点

2018年2月にリリースしたnormalize.css 8.0.0の変更点です。

  • Android 4, IE9以下, Safari7以下など、古いブラウザのサポートを削除。
  • Chrome, Safariの検索入力のキャンセルボタンを削除しない。
  • フォームの要素にはfont-familyを継承するように記述。
  • Safari 8以降で、テキストの装飾を修正。

古いブラウザのサポートを削除

article, sectionなどHTML5の新要素に指定した「display: block;」が削除されました。ほかにも、古いブラウザ用のスタイルシートはすべて削除されています。

8.0.0のサポートブラウザは下記の通りです。

  • Chrome
  • Edge
  • Firefox ESR+
  • nternet Explorer 10+
  • Safari 8+
  • Opera

検索入力のキャンセルボタンを削除しない

「-webkit-appearance: none;」から、[type="search"]::-webkit-search-cancel-buttonが除外されました。

フォームの要素にはfont-familyを継承するように記述

input, buttonなど、フォームの要素には「font-family: inherit;」が指定されました。

テキストの装飾を修正

background-colorの「-webkit-text-decoration-skip: objects;」が削除されました。

normalize.cssのCDN

normalize.cssはCDN経由で利用できます。

normalize.cssについては、下記ページを参考にどうぞ。

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