normalize.css 8.0.0がリリース!古いブラウザはサポート対象外になり、大幅に軽量化
Post on:2018年2月16日
利用しているWeb制作者も多いと思います。
normalize.cssがアップデートし、8.0.0がリリースされました。
IE9以下をはじめとする古いブラウザのサポートがなくなったので、大幅に軽量化されています。v6.0.0は2.2KB、v7.0.0は2.3KBだったのが、v8.0.0で1.8KBです。
normalize.css 8.0.0の変更点
2018年2月にリリースしたnormalize.css 8.0.0の変更点です。
- Android 4, IE9以下, Safari7以下など、古いブラウザのサポートを削除。
- Chrome, Safariの検索入力のキャンセルボタンを削除しない。
- フォームの要素にはfont-familyを継承するように記述。
- Safari 8以降で、テキストの装飾を修正。
古いブラウザのサポートを削除
article, sectionなどHTML5の新要素に指定した「display: block;」が削除されました。ほかにも、古いブラウザ用のスタイルシートはすべて削除されています。
8.0.0のサポートブラウザは下記の通りです。
- Chrome
- Edge
- Firefox ESR+
- nternet Explorer 10+
- Safari 8+
- Opera
検索入力のキャンセルボタンを削除しない
「-webkit-appearance: none;」から、[type="search"]::-webkit-search-cancel-buttonが除外されました。
フォームの要素にはfont-familyを継承するように記述
input, buttonなど、フォームの要素には「font-family: inherit;」が指定されました。
テキストの装飾を修正
background-colorの「-webkit-text-decoration-skip: objects;」が削除されました。
normalize.cssのCDN
normalize.cssはCDN経由で利用できます。
normalize.cssについては、下記ページを参考にどうぞ。
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