知っておきたい、2008年のブラウザの状況

CSS3.infoにエントリーされている、現在主流といわれている4つのブラウザ、Internet Explorer、Firefox、Safari、Operaの現況とレンダリング エンジンの紹介です。

Netscapeは2008年2月1日に開発・サポートが終了する予定です。
Netscape、ブラウザの開発・サポートを打ち切りへ

2008年のブラウザ事情

2008: the year of the layout engine

主要な4つのブラウザとレンダリング エンジン

Internet Explorer
レンダリングエンジン:Trident [Wikipedia]
主流なものはIE7ですが、IE6のシェアもかなりあります。
現在、開発中のIE8はAcid2をクリアし、2008年前半にはベータ版が公開予定です。
※IE8のレンダリング エンジンはTridentの後継か新規になるかは未定です。
Firefox
レンダリングエンジン:Gecko [Wikipedia]
現在コアとなるFx2はAcid2をクリアしていませんが、Fx3ベータ版ではクリアしています。
Safari
レンダリングエンジン:Webkit [Wikipedia]
Windows版のSafari3ベータ版が公開されており、CSS3の新機能の一部にも対応しています。
iPhone、iPod touchに採用されているブラウザです。
※2005年10月リリースのMac版のSafari2は、Acid2を初めてクリアしたブラウザです。
Opera
レンダリングエンジン:Presto [Wikipedia]
Windows版として一番早くAcid2をクリアしたブラウザで、現在Opera9.25がリリースされています。
WiiやNintendoDSなど多くのデバイスで採用されています。

Acid2

Acid2とは、WaSPが提供している、HTML、CSS、PNGなどのレンダリングのテストページです。
テストする内容はウェブ標準のものですが、すべてのウェブ標準をテストするものではありません。

Acid2 Browser Test - The Web Standards Project
Acid2の解説

Acid2のスマイリー

Acid2のテストでは、レンダリングエンジンが準拠している場合、テストページを表示するとスマイリーが描写されます。

Acid2テストページ

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