初心者でもプロ並みに!Webサイトのデザインを実際に手を動かしながら学ぶことができるオススメの本 -Webデザインの学校
Post on:2016年9月7日
Webデザインのセンスを身につけたい、HTMLやCSSの知識はないけれど自分でWebサイトを作成したい、そんな人たちに最近のトレンドをおさえたWebサイトの作り方がドリル形式でやさしく学べるオススメの本を紹介します。
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本書はプロではないけれどプロ並みのしっかりしたWebサイトを作成したいと考えている人を対象にしたもので、会社やお店の人が自分たちでサイトをつくりたい、コストを抑えて作成・運営したい、そんな人たちにぴったりの一冊です。
個人レベルでも発表の場として、Webサイトやポートフォリオをよりよくしたい人にもいいですね。
版元様より誌面をいくつかお借りしました。
本書の中身を紙面のキャプチャで少しだけご紹介。
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本書は3章構成で、1章ではWeb制作者・管理者として知っておきたい知識がまとまられており、2章はドリル形式で学び、3章ではチュートリアル用の素材を使ってレスポンシブ対応のWebサイトを制作します。
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1章ではWebサイト制作をどのように進め、何が必要か、基礎知識がコンパクトにまとめられています。
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2章からドリル形式で具体的な事例を見ながらWebデザインの作り方や考え方、トレンドなどをやさしく学ぶことができます。
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ドリル形式はQ&Aになっており、一つ上の画像はQuestionで、この画像がAnswerで、良い点悪い点そしてどのようにすると良くなるかが分かります。
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他にも一見見た目は同じですが、この2つは左右でナビゲーションのデザインだけが異なります。数が多すぎたり、聞き慣れない単語や英語などの外国語をむやみに使用したり、余計な装飾を加えたり、分かりにくいナビゲーションに価値はありません。
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リンクのテキストや画像は、そのリンク先の内容を説明した上で、クリックできる要素であることを分かりやすくデザインする必要があります。
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事例も豊富に掲載されており、日本語のデザインなので非常に参考になります。
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プロではない人向けの本書ですが、内容はかなりしっかりしています。デザイン的な知識やテクニックも非常に実用的で、分かりやすく解説されています。
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カラーも知識があれば、センスは必要ありません。そして経験を重ねることで、センスが磨かれていきます。
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最近よく見かけるテキストを写真画像に重ねるのも、基本を知るだけで使い方の幅が広がります。
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3章ではBiNDという国内のサービスを使用して、実際にサイトを作成します。
BiNDクラウドは初年度無料で利用できるので、すぐに作成にかかれます。2年目以降480円/月なので、継続してもそんなに負担にならないと思います。
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HTMLやCSSの知識がなくても、自分で思い通りの、いやそれ以上の性能を備えたWebサイトが簡単に作成できてしまいます。
Webデザインの学校の目次
-
- Webデザインの基本を覚えよう
-
- Webデザイン力をアップしよう
- ページのレイアウト
- 文字の扱い
- ナビゲーションとリンク
- 写真とグラフィック
- 配色
- SEO、コピー
-
- BiNDでレスポンシブサイトを作ってみよう
著者陣を見てもらえると、デザインの教室の佐藤 好彦氏をはじめ、蒼々たるメンバーです。プロレベルのWebデザインをプロではない人でも身につけられるようポイントがうまく押さえられており、基本からしっかり学べる一冊です。
献本の御礼
最後に、献本いただいた著者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
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