写真に大切な6つのデザイン要素とその効果的な使い方

シンプルな題材でも印象的な写真にする、大切な6つのデザイン要素とその効果的な使い方をPhototuts+から紹介します。

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6 Elements of Design for Striking Photographs

下記は、その意訳です。

はじめに

写真を印象的にするものは何でしょうか? それは誰にでもできる普通の方法で実践することができます。ここで取り上げるものはテーマやアイデアを一つに絞り、最小限で実践できるようにしました。それはシンプルで、本当に偽りのないものです。ここではシンプルな題材を印象的な写真に変えるとができる6つのデザインエレメントに注目してみましょう。

ここで注目するデザインエレメントは、ライン、シェイプ、フォーム、テクスチャ、パターン、カラーの6つです。すべての写真に意図的か意図的ではないにしても、これらのデザインエレメントを含んでいます。特に、ライン、テクスチャ、カラーは写真に大きな影響を与えるものです。
通常はこういったエレメントは無意識に認識し、利用をしているでしょう。これらを意識すると、いっそう写真は印象的になるでしょう。

1. Line(ライン)

6つのデザインエレメントの中でラインは最も強く、そして最も重要で影響力をもっています。ラインなしでは、後に続く形はあり得ません。そしてその更に後の外形もあり得なく、テクスチャやパターンもあり得ません。ラインは人の目を写真に対してスマートに興味のポイントに導いて、そしてイメージのフィーリングとムードをつくるために使われる効果的なツールです。

ラインの種類には、垂直、水平、対角線、カーブなどがあります。ライン自体は短いもの、長いもの、細いもの、太いものがあります。
イメージに使用されるラインのエモーショナルなエフェクトは見落とされることがありません。

細いラインは不安定で、弱いイメージを与えます。太いラインは堅く、従属、支配、厳格といったイメージを与えます。カーブしたラインはソフトで、落ち着きがありリラックスするイメージを与えます。ぎざぎざのラインは強力で、混沌、鮮明、脅迫といったイメージを与えます。

写真の中にある垂直のラインは力と強さから成長へと導くイメージがあります。この垂直のラインは髪の毛、棒、木、建物(水平より垂直を誇張したものが多い)などさまざまなオブジェクトに含めることができます。

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写真の中にある水平のラインは安らか、安定のイメージを与えます。もしイメージに安らかや安定を強調することを望むなら、垂直ではなく、水平のフレームを使用することです。

多数の水平のラインをイメージに含ませると、ドラマとリズムを生み出すことができ、そしてそれらはイメージの主要な影響力を与えます。水平のラインは地平線、海、横たわった人、道路などに含まれています。

対角線のラインは写真の主題に注目を方向付ける役割をします。アクションの感覚を伝え、写真をダイナミックに、そして面白くすることができます。対角線のラインは道、木、フェンス、川などさまざまなところでみかけます。

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2. Shape(形)

二番目に最も基本的なエレメントは形です。なぜなら形は物を識別する大切なエレメントだからです。イメージにおいて形が不可欠なエレメントであることを念頭におく最も重要なことは、主題が順光あるいは逆光で照らされるということです。その形が同一であると確認できるために、それが周りのものから離れているように強いコントラストを与える必要があります。

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イメージの形は同じく、シルエットとして見られることがあります。上記の写真は日没の数分前の最も良い写真です。シルエットは全ての形においてピュアで最も力強く価値を持っています。

3. Form(外形)

外形は基本的に三次元の形です。ソフトでエレガントな影を作り出し、それは横からのライティングで最もよく強調されます。光と影の間の差はオブジェクトの深さによるもので、そのメッセージ性を拡大します。

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4. Texture(テクスチャ)

感情を強く揺さぶるために、デザインエレメントとしてテクスチャは不可欠なものです。テクスチャを取り入れるには、光が大切です。この光はよく晴れた朝の光など垂直で高い太陽の光で強調することができます。

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オーバーヘッドのライトでもその面に沿って影をつくることで、テクスチャの荒さを強調することができます。建物の壁、木の幹などです。これは写真に深さを与えます。

さらに構図を工夫することで、テクスチャをいっそう面白いものにすることもできます。テクスチャを正しく使用することで、写真がいっそう生き生きとして、より立体的にすることができます。

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5. Pattern(パターン)

私たちの生活はパターンに溢れています。パターン無しでは生活はカオスとなるでしょう。たいていのパターンは私たちは識別しなかったり、日々のルーチンで忙しさのために見下したりしているものです。

ここではパターンを強調する二つのテクニックを紹介します。

パターンの強調

パターンを強調するには、サイズと拡大に注目します。例えば、パターンにズームインして、フレームをパターンで満たします。このパターンの強調は、大勢の人が集まったものや同種の植物やレンガの壁などがあります。

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パターンを壊す

パターンを壊すことはすべてのパターンの連続した流れを混乱させる主題が見いだされた時です。形やカラーやテクスチャを伴った明確なコントラストのある主題は主題でありえます。

例えば、1/3ルールに従った、あるいは交差しているポイントの一つにオブジェクトをぽんと置くことができます。
壊れたパターンは自然界でも見ることができ、あるいは容易にパターンを混乱させる操作をすることができます。

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6. Color(カラー)

カラーは明度、色合い、彩度によって特徴づけられます。カラーを変えると異なるメッセージを送ることができます。そしてそれは本当に重要なビジュアルのウェイトを占めており、写真に強い影響を与えます。

輝いているカラーはエネルギッシュで面白く、アクティブです。例えば、赤と黄です。青や緑は慰めや和らぎを与えます。
クリエイティブな写真を作るときには、カラーとイメージに対する影響を理解しておく必要があります。

カラーはいたるところにあります。マクロで撮影した昆虫には面白いカラーがたくさんあります。自然や都市、人々、洋服、家、道、空、ビーチなどあなたの周りのすべてはカラーで満たされています。
あなたはそのことを知っていて、あなたの目でそれを見るように訓練する必要があります。写真を完成させるには重要なステップです。

カラーには、引き算と足し算の二つのタイプがあります。それらには共通して、プライマリカラーとセカンダリカラーの二つのカラーが必要です。

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赤、青、黄の三つが主要な引き算のカラーと呼ばれています。これらのカラーのセカンダリカラーは紫、オレンジ、緑です。赤と青を混ぜると、紫になります。青と黄を混ぜると緑、黄と赤を混ぜるとオレンジになります。そして、青、赤、黄を等しい量を混ぜると黒を作り出します。

上記のカラーホイールは、互いと反対になるカラーの対が補色となっています。これらは組み合わせると、お互いを補完し、そして強化します。カラーホイールを学ぶことは、カラーがどのように写真撮影で影響を与えるか、あるいは補完するかについての知識を与えます。

黄、赤、オレンジは暖色で、太陽や火に結びつけられています。青、紫、緑は寒色で、雪や水や影を結びつけられています。

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まとめ

これらのデザインエレメントはどのような構図でも最も基本的なビジュアルコンポーネントです。デザインのエレメントを理解し、これらがどのような影響を与えて、そして補完するか、そしてどんなメッセージを伝えるかを知ることが写真をステップアップし、印象的な物にする方法です。

これらのエレメントを組み立てることと、どのように使うべきか知ることはあなたの写真をいっそう効果的に、そして目的があるようにするでしょう。

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